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母親殺しの法廷で笑いまくる15歳カーリー・グレッグに終身刑。動機は大麻使用がバレた?

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当時14歳の娘が母親の顔面を銃で撃って射殺し、継父も殺害しようとした事件で、仮釈放なしの終身刑が下ったという海外ニュースの詳細。

やるせない話』シリーズ。

今年2024年3月19日にミネソタ州ブランドンで起きた悲しい事件。

当時14歳だったカーリー・グレッグが、母親のアシュリー・スマイルさんをハンドガン(拳銃)で銃殺した事件。

先週、娘カーリー(現在15歳)に仮釈放の可能性ナシの終身刑の判決が下り、再びニュースになっていたのでご紹介です。

ちなみに殺害された母親のアシュリーさんは、高校の数学の教師をされていた方で優しそうな方です…。

事件のあった3月19日、母アシュリーさんと学校から一緒に帰ってきた娘カーリーは、ベッドルームにいる母親に向け銃を発射。

1発目がアシュリーさんの顔面に当たり、その後続けて2発の銃弾を発射して母親を殺害したカーリー。

その後、カーリーが銃を持っている片手を後ろに隠しながらキッチンに来る様子が、自宅の監視カメラに写っておりました。

カメラは大型犬2匹がいるお家なので、ペット用の見守りカメラかも知れません。

(映像は法廷で明らかになり、ニュースでも放映されております)

カーリーはその後、キッチンのスツールにカメラに向かって座り(これも銃を隠すためにカメラに向かって座ったとされています)、母アシュリーさんのスマホをいじっている様子がカメラに写っております。

実はこれ、母アシュリーさんの再婚相手、つまり娘カーリーにとってはステップファーザー(継父)にあたるヒース・スマイルさんに、母親のフリをしてメッセージを送っていたんですね。

「あなた(←英文ではハニーと呼びかけています)、何時頃帰ってくるの?」

とカーリーが継父に送信したメッセージも法廷で明らかになっております。

(ヒースさんをおびき寄せるためにメッセージを送ったとされております)

その後帰宅した継父ヒースさんをも銃撃したカーリー。

肩を銃で撃たれたヒースさんですが、カーリーと揉み合いなんとか銃を奪い取り、命は助かっております。

(家に帰ってきたら、継娘が銃で狙撃してくるなんて本当に恐ろしいですよね)

そして母親アシュリーさんに対する殺人罪と、継父ヒースさんに対する殺人未遂で逮捕・起訴されたカーリー。

拘留中に15歳の誕生日を迎えたのですが、まだあどけなさが残る普通の少女と言った印象のカーリー。

しかし裁判中はクスクスと笑いが止まらない様子で、度々ニヤニヤしている映像が報道されておりました。

(アメリカの事件ですので、当然のように顔出し・実名で報道されております)

母親を殺しといて何がそんなに楽しいのかしら?サイコパスなのかしら?恐いわ…。

と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、カーリーの裁判でのニヤニヤ笑いが止まらない様子を見て、何か精神疾患などがあるのではないだろうか…とそっちが心配になりましたわ。

ちなみに「仮釈放の可能性なしの終身刑」が言い渡されるとカーリーの笑顔は消え、泣き顔に変わっておりました。

母を殺してしまったことが悲しいのではなく、一生刑務所暮らしをしなければならない自分に悲しいんですよねきっと…。

確かに15歳から仮釈放の可能性なしの終身刑って、長すぎですものね…。

それまで散々ニヤニヤが止まらなかったのに、判決が下された後は号泣していたところを見ると、カーリー本人は年齢的なこともあり、数年で出て来られると思っていたのでしょうか…。

銃をカメラから隠したり、継父をおびき寄せるために母親になりすましたメッセージを送ったりと、冷静な面がある一方で、後先のことを考えずに母親を殺害するという短絡的な考えは、当時14歳にしても稚拙な印象です。

ちなみに母親殺害の動機ですが、カーリー本人は「自分でも分からない」と主張したようですが、違法薬物の使用がバレたことがきっかけだったようだ、という報道です。

カーリーの男友達によると、事件当日、カーリーを心配したこの友人が、カーリーの母アシュリーさんにカーリーが大麻を吸引していること、大麻でハイになっていることが心配なこと、(親も知らない)使い捨て携帯電話を持っていること等の心配を伝えたそうなんですね。

母親からの信頼と承認が絶対であると信じていたカーリーにとって、クスリの使用や秘密事がバレたことは相当な痛手だったようで、それが犯行のきっかけになったのではないかと報道されております。

(ちなみに銃殺された時、母アシュリーさんは娘カーリーが隠している大麻(一部報道ではベイプ)を探して見つけた、という報道もあります)

カーリーは母親を銃殺した後、恐らくこの同じ男友達だと思うのですが友人に、

「緊急事態が発生したから来て欲しい」

とメッセージを送り、その後到着した男友達に、

「死体を見たことある?うちのお母さんの死体がそこにあるよ」

と、友人に母アシュリーさんの遺体を見せたと言う報道もあります。

(アシュリーさんの遺体の顔には布がかけられており、両手は前でクロスされていて「仕込まれたような遺体だった」と、友人が証言したと言う報道も)

事件発生前、幻聴や隔離性障害等の症状があったと言うカーリー。

カーリーの日記には、

「家族なんていらない。悪になってもいいんだ」

と言う記述もあったとのこと。

事件を起こす7日前には、腰まであった長いブロンドの髪をボブの長さにバッサリ切ったカーリー。

母親のアシュリーさんから、「約束して。男の子になろうといているんじゃないわよね?」と聞かれたと言います。

(カーリー本人は、自身のジェンダー(性別)に関しての混乱や葛藤は否定)

ちなみに事件前からカウンセリングを受けていたというカーリー(欧米ではさほど珍しくない)。

カウンセラーいわく、カーリーはとても聡明で学ぶことが好きな生徒だった、ということであります。

事件を起こす数年前の母娘の写真を見ると、仲の良さそうな親子で、カーリーも普通のお嬢さんと言った感じで、邪悪なものを一切感じさせない雰囲気だったんですよね。

数年で何があったのでしょうか…。

幻聴や隔離障害なども出始めていたのなら、統合失調症の発症などがあったのかも知れません。

(統合失調症の発症は10代から20代前半までが多い)

精神疾患がなかったとしても、思春期にはいろいろとありますし、親も子も大変な時期ですよね…。

つくづく我が家は子共がいなくて良かったと、こういう事件があるたびに思ってしまいます。

(そう思ってしまう世の中もなんだかな、ですが)


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