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メネンデス兄弟釈放の可能性?父ホゼの性加害を裏付ける新証拠2つ。従兄弟宛ての手紙和訳

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両親殺害の罪で終身刑生活を送るメネンデス兄弟の父親、ホゼ・メネンデスの性加害の過去を裏付けるような新証言2つが明るみになり、メネンデス兄弟の恩赦・釈放の可能性に注目が集まっている…と言う海外ニュース。

メネンデス兄弟』シリーズ、第2弾。

「メネンデスってナンデスねん?」(←おやじギャグ)な方は、下記の記事をご覧くだされ。

事件の大まかな概要も書いております。

1998年にビバリーヒルズの豪邸で両親を殺害した罪で有罪となり、終身刑で服役中のライル・メネンデス(56)とエリック・メネンデス(53)、通称「メネンデス兄弟」。

兄弟は両親を銃殺したことは認めているのですが、その理由・動機については、父親ホゼ・メネンデスからの性的虐待及び、それを知っていながらも手助けしなかった母親キティのネグレクトと、裁判でも主張し続けています。

前回ご紹介したネットフリックスのドラマ『モンスターズ: メネンデス兄弟の物語』を見ると、父ホゼが悪魔だったのか、メネンデス兄弟がサイコパスなのか、本当にどちらだか分からなくなり混乱し、モヤモヤが続きます…。

そんな中、父ホゼ・メネンデスの性加害・性的虐待を裏付ける、2つの新証拠・証言が登場。

まず1つめは、アメリカのストリーミングサービス Peacock(ピーコック)でオンエアされている、メネンデス兄弟に関する新たなドキュメンタリー番組『Menendez + Menudo: Boys Betrayed』。

この中で、ボーイバンド『メヌード』に所属していたロイ・ロセロが、当時RCAレコードの社長だったホゼ・メネンデスから2回、性加害(レ〇プ)を受けたと主張。

当時ロイがまだ13歳ないしは14歳の時だったそうです。

事実であれば、ホゼの罪は重い(怒)

昔は(恐らく今も)ハーヴェイ・ワインスタインやら、ジャニー喜多川やら、P. ディディ(ショーン・コムズ)のような輩が、今よりもたくさん存在していたのではないでしょうか、エンタメやショービズの世界に。

2つ目の新証拠ですが、実はこれは「新」ではなく、以前も取り上げられていたものですが、ネトフリのドキュメンタリーのおかげもあって、再注目を集めているもの。

事件(両親殺害)の8ヵ月も前に、従兄弟のアンディ・カノに宛てた、父ホゼからの性的虐待を訴えるエリック・メネンデスの手書きでの手紙です。

以下、意味をくみ取って和訳・意訳しました↓

親父オヤジをずっと避けているんだ。

アンディ、(父からの性加害が)まだ続いているんだよ。

でも以前よりもひどい。

説明すらできない。

親父はかなり太っていて、見るのも辛い」

「いつ親父が襲ってくるのか分からなくて、気が狂いそうになる。

親父が部屋に入ってくるんじゃないかって、毎晩寝ずに考えてしまうんだ。

こんな考えは、頭から打ち消さなくては」

「アンディが言ったこと覚えているよ。

(↑アンディがエリックに、警察や誰かに相談した方が良い的なことを言ったのかも知れません)

でも俺は怖いんだ。

アンディ、きみは親父の本当の姿を知らない。

親父は狂っているんだよ!

親父は何百回も俺に、誰にも言うなと言った。

特にライルには言うなと」

オーマイガー。

このエリック・メネンデスが従兄弟のアンディに宛てた手紙の内容が事実だとしたら、父ホゼはエリックに性的虐待を与えていたことの証拠ですよね。

事件の8ヵ月前の手紙なので、まさかエリックが両親殺害を8ヵ月前から企てていて、父ホゼの性的虐待をでっちあげるために、用意周到にこの手紙をアンディに送ったのであれば、それこそすごいですけれども…。

ちなみに従兄弟のアンディは、2003年にドラッグのオーバードースで亡くなっております。

1989年にエリック・メネンデスがアンディに送った上記の手紙は、アンディのお母さんが2018年にジャーナリストに提出したものであります。

そして今回その手紙が、メネンデス兄弟の恩赦を求める署名活動をしている弁護士の元へ提出されたわけです。

この手紙を読むと、父ホゼによる息子たちに対する性的虐待はあったのではないかと思いますよね。

でもあのネトフリの『モンスターズ: メネンデス兄弟の物語』のせいで、メネンデス兄弟の計算かも知れない…と言う疑問も消えないわけです。

でもいや待てよ…。

ネトフリの中では、兄ライル・メネンデスはひょっとしたら本物のサイコパスかも知れん…と思いましたが、弟のエリック・メネンデスはそこまでサイコパスな感じでは描かれていなかったような…。

やはり父ホゼは悪魔だったのかも知れません…。

あーモヤモヤする!

何はともあれ、メネンデス兄弟の恩赦・釈放に向け、署名運動やら支援活動が盛んになってきております。


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