イギリスのコメディアン、ラッセル・ブランド(48)が性加害疑惑をひっさげてご登場。
ラッセル・ブランドの日本での知名度が分かりませんが、ケイティ・ペリーの元夫と言えば、「あぁ、長めの黒髪の髭面で、細身の長身の人?確かにそんな人いたわ」と思い出してもらえるでしょうか…。
そのラッセル・ブランドが、サンデー・タイムズ紙、タイムズ紙、そしてチャンネル4の『Dispatches』の共同捜査で、4人の女性に対する性加害疑惑を追及されております。
ラッセルの性加害は2006年から2013年の間に行われた疑いがあるもので、内容を抜粋すると以下のようになります。
(ちなみに女性たちのお名前は『Dispatches』内での仮名です)
1人目の被害者女性はナディヤさん。
ラッセルのLAの自宅で、壁に押し付けられレイプされたと証言。
ナディアさんは翌日、レイプ被害者支援センターにて治療を受けており、タイムズ紙はナディヤさんの医療記録が残されていると報じております。
2人目の被害者女性はアリスさん。
当時16歳だったアリスさんは、ラッセル(当時31歳)と3ヶ月間の交際関係にあったそうなのですが、嫌がるアリスさんの口にラッセルが性器をムリヤリ突っ込み、涙を流すアリさんに「マスカラが(涙で)流れ落ちるのがたまらない」と言ったと証言。
このセリフはラッセル自身のスタンダップでも、本人がネタで使っていましたよね。
3人目の被害者女性はフィービーさん。
ラッセルとAAミーティング(アルコール・アノニマス=アルコール依存者が断酒を目指し、自主的に参加する会合)で出会ったそうですが、フィービーさんの自宅のベッドで、嫌がるフィービーさんを無理矢理、コンドームなしでレイプしたと証言。
4人目の被害者女性はレイチェルさん。
当時24歳でテレビ局に勤めていたレイチェルさん。
テレビ番組『Big Brother』に出演中だったラッセルに、衣装部屋でオーラルセックスをお願いされるというセクハラを受けたと証言。
一度は断るものの、後にラッセルの家に行き体の関係を持ったレイチェルさん(これは合意の元)。
ラッセルはレイチェルさんに「Big Brother出演中は、誰とも性行為をしてはいけないことになっているから、俺たちの関係を口外してはいけない」と言われていたそうな。
(ちなみにレイチェルさんは番組の出演者ではありません)
これらの疑惑を受け、ラッセル・ブランドはX(旧Twitter)とYouTubeにて、疑惑を否定&反論。
兼ねてから自分はセックス依存症と公表していたラッセル。
今回の反論動画内でも、自分は淫乱で誰とでも寝るタイプだが、性行為は常にお互いの合意の元でしか行っていない、とレイプ疑惑・性加害疑惑を完全否定しました。
レイプ疑惑は密室でのことなので、証明するのが本当に難しいですよね。
でも女性たちが売名行為だったり、嘘をついているようには感じられませんでした。
ラッセルがレイプでないと言うのであれば、「嫌だ。やめて」と言う女性の声を真剣に受け止めずに、「イヤってのは口だけで、本当はヤリたいんだろ?」くらいなノリで性行為を進めたとか?
行為を終えた後も「相手も気持ちよくなったんだから良いじゃん」やら「合意だったよね」と思い込んだ可能性もありそうですよね。
2006年から2013年までだと、ラッセル・ブランドがコメディアンとしてノリノリで活躍していた時期。
自分は「ヤリチンキャラ」だから少々の強引さは許される、みたいなおごりがあって、女性たちを口説きまくっていたり、性加害まがいな言動を繰り返していたとしても驚かないです。
この疑惑は今後どういう展開になるのか分かりませんし、本日の段階ではイギリス、アメリカのどちらの警察もラッセルの性加害についての捜査を開始していないとのこと(今後捜査が開始される可能性あり)。
このご時世ですからラッセル・ブランドも詰んだかも知れません。
ちなみに欧米では(私の周りだけか?)ラッセル・ブランド、すごく人気があるんです。
ラッセルのスタンダップ・コメディや本、ポッドキャストなども絶賛する人たちが沢山います。
私は苦手です(笑)
性加害は疑惑の段階でも、海外ではかなり深刻な問題として捉えられる風潮になってきました。
日本でもそのような風潮になりつつあることは、すごく良いことですよね。
未だ性加害問題を深刻に受け止めて考えることができていないのは、ジャニーズ事務所と、キムタク一家と、デビ夫人と、ジャニーズとズブズブの関係のテレビ局やマスコミでしょうか…。
あと歌舞伎界(笑)
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