スポンサーリンク

エミネム天才説!パフ・ダディ逮捕前の曲「Fuel」歌詞に隠された性加害暴露が秀悦な件

Celebrity News

エミネムが7月に発表した『Fuel』の歌詞に秘められた、バフ・ダディの性的暴行暴露・痛烈批判が天才過ぎる!と話題になっているという芸能ニュースと、『Fuel』歌詞の問題部分の和訳と意味を解説。

さて9月16日に逮捕されたラッパーのショーン・コムズ(54)。

パフ・ダディ、ディディ、P. Diddy の名前で呼ばれているラッパー兼音楽プロデューサーです。

(欧米ではディディと呼ばれることの方が多いかと思いますが、この記事内ではパフ・ダディと呼んでいきます)

逮捕罪状は性的人身売買、売春斡旋、ゆすり(恐喝)でして、第二のジェフリー・エプスタインと悪名高きパフ・ダディであります。

そんなパフ・ダディと20年以上もビーフ(ディスり合い)を繰り返してきたのが、本日主役のエミネム(51)でございます。

そしてTikTokをはじめとするSNSで先日話題となっていたのが、エミネムが今年2024年7月に発表した『Fuel』。

パフ・ダディが逮捕されたのが今年9月。

つまりエミネムの『Fuel』はパフ・ダディ逮捕前に作成され、逮捕2ヶ月前に発表された曲であり、エミネムは警察関係者ではないので(←当たり前。笑)、パフ・ダディが逮捕されることを知らずにこの曲を発表しております。

その『Fuel』の歌詞の一部が↓

I’m like a R-A-P-E-R
Got so many S-As, S-As
Wait, he didn’t just spell the word, “Rapper” and leave out a P, did he? 

まず「I’m like a R-A-P-E-R」は直訳すれば「俺はラッパーみたいなもんだ」ですが、ラッパーのスペルは通常 「rapper」ですが、敢えて P を1つ落としレイパーと綴っているんですね。

レイパーはレ〇プの加害者、レ〇プする人・した人です。

2行めの「Got so many S-As」(直訳だと「S-Aをたくさん持っている」)ですが、これは上記3行の少し前に出てくる「essay」という単語と韻を踏んでいる「S-As」。

(ラップなので「エッセイ」と「エスエイ(SA)」で韻を踏んでいます)

しかし「SA」はインターネット上などの略語で「sexual assault」、つまり性的暴行・性加害を意味する言葉。

よって上の2行目の歌詞で、ラッパー/レイパーに性的暴行の過去がたくさんあることを示唆しているわけです。

(もっと言えば「essay」はスペイン語のスラングで友達という意味がある「ese」にかけているのですが、ここでは端折ります)

そして極めつけは、上記3行目の「Wait, he didn’t just spell the word, “Rapper” and leave out a P, did he? 」の部分。

直訳すると「ちょっと待てよ。ただ単にラッパーのPを1つ抜いてスペルしたわけじゃないよな?」と、1行目の rapper の綴り方に触れているわけです。

んが、最後の「leave out a P, did he?」(「スペルからわざとPを抜いた?」)の部分。

この「P, did he?」は日本語発音だと「ピー、ディドゥ、ヒー」みたいな発音になりますが(笑)、アメリカ英語の発音だと「ピー、ディディ」のような発音になります。

そうです「P. Diddy」(P.ディディ=パフ・ダディ)とモロに名前を出しているようなものなんですね。

ちょっと鳥肌が立ちやしませんか?

エミネム天才かよ!って。

(私もある意味天才かも知れん…↓)

エミネムは過去の数々の曲でも、パフ・ダディのことをディスってきました。

要はエミネムはパフ・ダディの実態・裏の顔を昔から知っていて、自身のラップの中で度々警告・警鐘・批判してきていたわけであります。

これまでは「エミネムってよっぽどパフ・ダディのことが嫌いなんだな」とか、「妬みか?」などと受け取ってきた人も多くいたわけですが、今回のパフ・ダディ逮捕と「Fuel」の件で、アンチ・エミネムだった人々からも「エミネムすごい!」と称賛の声が上がっている状態。

中には、「パフ・ダディはまだ起訴されただけで有罪と決まったわけではないのに、エミネムは卑怯だ」という声もあります。

まあ確かに今後行われる裁判で、パフ・ダディが無罪になる可能性も無くわないですよね。

O.J.シンプソンの裁判と同じです。

明らかに99.999%黒であっても、金の力で有力な弁護士を雇うことが出来れば、黒が白に変わることもあるのがアメリカの裁判ですから。

でもパフ・ダディの件は素人目から見ても、黒に限りなく近い疑惑ですよね。

ジャニー喜多川と同じで、パフ・ダディにまつわる黒い噂は、音楽界では昔からあったわけです。

しかしパフ・ダディの権力や報復を恐れたり、見て見ぬふりをしていた方が自分のキャリアのためと、だんまりを決めてきたセレブ、業界人もたくさんいる中、エミネムは(あと50 Cent も)ずーっとパフ・ダディをディスってきました。

それに芸能人や格闘家などのディスりは珍しくもなんともない時代になりましたが、性的暴行暴行等の疑惑に言及するのは、よっぽどの確信がないとできませんよね。

下手をしたら名誉棄損などで訴えられますし。

エミネムは『Fuel』では韻を使って、パフ・ダディの名前まで出して性的暴行疑惑に触れているので、ただのディスリではなく、エミネムなりの告発だったのではないでしょうか。

普通に告発するだけでなく、巧妙なラップの歌詞で韻を踏みながらと言うのが、エミネムらしいですよね。

別にファンでも特に好きと言うわけでもないのですが、エミネムはんは本当にすごい才能の持ち主だなぁ…と感心してしまいました。

地頭が良いんでしょうな。

惚れてまうやろ〜(←古っ)

(&べつに惚れるまではいかんけれども)


コメント