注: ネタバレを含みます…
Netflixで10月4日からオンエアされた、新ドキュメンタリー『BECKHAM』。
タイトルのまんま、誰もが知っているサッカー選手で、元イングランド代表・キャプテンのデヴィッド・ベッカム(48)の4部構成のドキュメンタリーです。
ちなみに私もサッカーが好きで(にわか)、昔ベッカムのことも「初恋の人」なノリで好きだったんです。
(身のほど知らず)
そんな私が鑑賞したネットフリックスのドキュメンタリー『ベッカム』。
個人的な感想ですが、1話と2話はつまらなかったような…(笑)
開始数分で掃除機をかけたり、ハピオと追いかけっこをしたりで、ほとんど内容が聞こえてない・見れていない1話と2話(笑)
おかげで家事がはかどりましたわ。
記憶に残っていることと言えば、冒頭の蜂蜜を採っているベッカムと(←意味わからん)、「私もデイヴィッドの両親も労働者階級だったのよ」と言いながら、父親は80年代にロールスロイスを所有していたと言うヴィクトリア・ベッカムのくだり、しか記憶がありません(笑)
ロールスロイスを所有している時点でヴィクトリアのおとん、労働者階級ちゃうねん。
あれ?なんかもう少し重要な話題が1話と2話にあったような…
W杯初出場でレッドカード、悲劇の退場劇
ありましたわ重要なネタ!
23歳だったベッカムが初登場した、1998年のサッカー・ワールドカップ・フランス大会!
決勝トーナメント1回戦のアルゼンチンとの試合。
ディエゴ・シメオネからタックルされて倒れたベッカムがシメオネの足を軽く蹴って、シメオネが上手に転んだんですわな。
それでレッドカードを受けて退場させられたベッカムは1夜にして、英国民の恥・敵となってしまったんですよね。
若気の至り~。
ちなみにこの試合直前に、当時はまだ交際相手・彼女だったスパイスガールズのヴィクトリアが、妊娠をベッカムに告げたそうです。
なんで大事な試合前に告げたんだろ?(笑)
パパになる!と知ればいつも以上にやる気が出て、アルゼンチン戦に勝てると思ったのでしょうかね。
結果、歴史に残る&ベッカムのサッカー人生の汚点ともいうべき、足蹴り反則のレッドカードで退場という自体になってしまいましたけれども…。
マンチェスターからレアルへの移籍
3話でベッカムがマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリードに移籍となった辺りから、俄然やる気を出し、ちゃんとドキュメンタリーを見はじめた私…。
4話のベッカムの引退では涙ぐみ、初恋の人を想うような気持ちで、やっぱりベッカムはイイ男だわ~と思いましたわ。
ちなみにレアルのサッカー選手たちもドキュメンタリーに登場していまして(ジダンは当時のVTRだけ)、フィーゴやロベルト・カルロス、ロナウド、ミチェル・サルガドなどが現在の元気な姿で登場していたので、レアルのファンは嬉しいかも知れません。
(注: ロナウド言うてもクリスティアーノ・ロナウドの方ではなく、元ブラジル代表のロナウド・ルイス・ナザーリオ・デ・リマ・ナマエナガスギの方です)
15歳から27歳まで所属していた「家族同然」と思っていたマンチェスター・ユナイテッドから、ベッカム本人の意思とは関係なく、レアル・マドリードに売却されたベッカム。
言葉の通じないスペインのレアルに移籍後、ベッカムの不倫報道が出て精神的に追い込まれたり、イギリスに残してきた嫁ヴィクトリアと、2人の子供たちブルックリンとロメオに会えなくて寂しい思いをしているベッカムを励ましたり、温かく迎え入れてくれたレアルのトップスターたちの話もちょっぴり感動しました。
既に世界的な大スターだったベッカムには、真のサッカーファン以外のキャーキャー騒ぐ追っかけのようなファンたちも沢山いて(わしのことか?)、レアルのチームメイトたちにも迷惑がかかったようなこともあったようですが、それでもベッカムを迎え入れたレアルのチームメイトたちと仲良くなっていった思い出話に、ちょいウルでしたわ。
ベッカムの不倫疑惑とヴィクトリアとの結婚生活の危機
しかしスペインでのベッカムの不倫疑惑報道は、ベッカムとヴィクトリア両方にとってひどく辛いものだったようで、ドキュメンタリー内ではベッカムも涙目でした。
ベッカムは当時、不倫疑惑を否定していましたが、当時のメディアでは不倫相手の名前や密会写真まで出て、かなり大々的に報道されていました。
ドキュメンタリー内ではもちろん不倫相手の名称なども出てきませんし、細かな詳細は含まれていなかったので、敢えてここでおさらいの意味を込めて紹介…(ベッカムごめんw)
2003年にレアルに移籍したベッカムに不倫報道が出たのは2004年。
お相手はオランダ人モデルのレベッカ・ルーズ。
昔のインタビューでレベッカは、9月18日にベッカムを含む何人かのグループで出かけ、ベッカムと意気投合したそうで、ベッカムとは最低でも4回は体の関係を持った、と暴露しておりました。
うらやま~!(←え?)
1回でも羨ましいのに4回もなんてズルイ!(←不謹慎)
嫁ヴィクトリアは、ブルックリンとロメオの学校があったのでまだイギリスに残り、スペインで暮らすベッカムと離れ離れだった時です。
ドキュメンタリーの中でそれぞれ涙ぐんで、当時の心境や離婚の危機を語るベッカムとヴィクトリア。
不倫疑惑報道だけだったらそこまで憔悴状態になっていなかったのじゃないかな?と思うと、もしかしたらベッカムは本当に火遊び(浮気・不倫)をしてしまっていたのかも知れないな…なんて思ったりしました。
でも何とか離婚の危機を乗り越えたベッカムとヴィクトリア、その後クルスとハーパーというお子たちにも恵まれたので、夫婦が納得していれば、外野が不倫のことを今更とやかく言うことではありませんな。
そして引退
4話ではベッカムのロサンジェルス・ギャラクシー移籍とそれに伴うアメリカ移住、そして引退について語られております。
ほんとなんでアメリカのサッカーチームになんて移籍したのだろう?と疑問だったのですが、家族のことなどを考えると納得でした。
そして引退に至る経緯も、毎日起き上がるのが辛いほど身体に負担がかかっていた事を知り、体格・体力的にも恵まれた、ベッカムのような世界トップクラスのスポーツ選手でも、30代後半になると体にガタがくるのか…と感慨深かったです。
ドキュメンタリーの最後、現在のブルックリンとロメオの姿が出てくるのですが(娘ハーパーの姿もあったわ。あれ?クルスは?)、ロメオはかなりのイケメンにも関わらず、地に足がついている感じがして好感が持てました。
お父さんのベッカムを超えるのは大変かもしれませんが、ロメオにはサッカーを頑張って欲しいっすな。
長男のブルックリンは、メディアでも恋愛ネタくらいでしか取り上げられていなくて、なんだかなぁとずっと思っていましたが、おとんのベッカムがサッカーチームを移籍する度に家族で引っ越し・転校を繰り返したり、子供の頃からパパラッチに追われたりで、私たち庶民には分からないような苦労があるのかも知れませんね。
ベッカムももう48歳なんですね。
確かに老けたと言われればそれまでですが、髪の毛もまだ沢山あるし、お顔のシワも良い味を出していまして、ダンディでイケおじでカッコ良かったですわ。
最後の方でMLSのインテル・マイアミのメッシと一緒のベッカムの顔がツルツル過ぎて、もしかしてボトックス…?と疑いましたが、あまりイジらないで自然に年を重ねていって欲しいですな。
ちなみにドキュメンタリーの中では、近年ではほとんど見ることができなくなった、嫁ヴィクトリアの昔の笑顔の映像も見れます(笑)
と言うことでネトフリの『ベッカム』、1話と2話を飛ばして3話と4話だけでも十分楽しめますし、時短になりますよん。
(こんなおすすめの仕方、ベッカムに怒られるわ)
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