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笑気ガス中毒の中国人学生、彼女を75回メッタ刺しで殺害も13年で仮釈放の可能性

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交際中の恋人に「契約書」を書かせていた、亜酸化窒素依存の学生がその彼女を滅多刺しにして殺害し、自分も飛び降り自殺を図るも助かり、懲役20年の判決が下ったものの、懲役13年で仮釈放ができてしまう&加害者の親もひど過ぎる、と言う海外ニュース。

先日、鶴見区の女子大生殺人事件で、とても可愛い18歳のお嬢さんを殺めた、元交際相手の伊藤龍稀に懲役18年が下ったと言うニュースがありました。

復縁を迫り続ける犯人の執拗さを記した記事を読んで心底気持ち悪くなり、こんな犯人なのであれば、きっと被害者の命を奪うことに成功し、「もう彼女は誰のモノにもならない」と安心・満足しているのではないかと思うと、腸が煮えくり返ります。

と言うことで(どういうこと?)やるせない話シリーズから、読んだ後にかなりムカムカする話をご紹介する本日。

胃薬必須案件の長文です。

(ムカムカの意味が違う)

アリエナイ両親も登場しますので、良ければ最後までお読みください。

事件が起きたのは2020年6月、オーストラリアのシドニーですが、今年5月の下旬に判決が下り、再びニュースに上がっていたのでご紹介。

自宅アパートで、全身を75ヶ所もメッタ刺しにされて死亡した、当時19歳の中国人学生 Liqun(リーチュン)さん。

犯人は交際していた彼氏で、同じく中国人学生のウェイジェ・ヒー(現在24歳)。

ウェイジェは束縛が強く、生前のリーチュンさんに契約書・誓約書を書かせていました。

彼女のリーチュンさんが署名した契約書の内容の一部は以下のとおり。

・バーやクラブに行かない

・異性と遊ばない

・友人や知人に電話をする際は、オレ(彼氏)が聞こえるところでする

・ニキビを治す

リーチュンさんはかなりの美人さんなので、器が小さくて自信のない彼氏(写真を探しても出てこない)が束縛しないと不安だったんですかね?

しかし犯行前に彼氏は、友人に「あの女には、もったいなさ過ぎるくらいの良い男だよオレは」と、ほざいていたそうです。

ムカムカムカムカ…

そういや少し前に起きた「多摩川スーツケース遺体遺棄事件」の被害者の原さんって方も、交際相手に契約書を書かせていた、みたいな報道がありましたな。

普通はこういう男とは別れようと思うのですが、リーチュンさんはまだ19歳。

交際歴は2年と言う報道もあるので、初めての彼氏だったりしたら「束縛は愛されている証拠」などと思ってしまった可能性もありますよね。

リーチュンさんは彼氏のウェイジェから、2本のナイフを使って75ヶ所も刺されて殺害されたのですが、リーチュンさんの頭部と顔だけでも、刺し傷は36ヶ所もあったそうです(涙)

そして彼女を残酷にメッタ刺しにした後、彼氏のウェイジェはアパートのベランダ(4階)から飛び降り自殺を図ったものの、命を取り留めました。

ただかなりの重症&怪我を負い、事件後の4年をリハビリに費やし(よって刑期の判決に時間がかかった)、今でも車椅子での生活だそうです。

自業自得ですが、命を取り留めたのは良かったですよね。

こんな卑怯な犯人に罪も償わずに死なれては、亡くなったリーチュンさんも遺族も更にやり切れませんもんね。

ちなみにウェイジェ本人はリーチュンさん殺害当時、薬物誘発性の精神障害に陥っていたと主張し、責任逃れを試みたようであります。

実際にウェイジェの自宅からは、マリファナ(大麻)と数百個の亜酸化窒素が見つかったそうです。

亜酸化窒素(N2O)はこちらでの通称はナング(複数形ナングス)、日本では笑いガス・笑気ガスなどしても知られているパーティードラッグの1つです。

小さなメタル容器に入っていて、亜酸化窒素自体は違法でもなんでもないので、普通に通販などでもかなり安く手に入ります。

スプレータイプのホイップクリーム(生クリーム)やディスペンサーなども、亜酸化窒素吸引目的で悪用されたりします。

安い&入手が簡単なので、10代や20代前半の若者や、ヒッピー系の方々が吸引を好む傾向が。

海外の小規模で規制の緩い、野外フェス・ミュージックフェスティバルなどに行くと、膨らんだ風船を持っているパリピの方々がいますが、あれは亜酸化窒素を風船に入れて吸っているんです。

私も患者さんで、ナング中毒の方を何人か担当したことがありますが、中毒レベルになると1日300個以上を毎日吸引されていたり。

1日1000コづつ毎日吸引という強者もいました。

大忙しか。

(そういう問題じゃない)

ドラッグは全て健康にはよくありませんが、亜酸化窒素は本当に脳に悪いので、安いからと言って安易に手を出さない方が良いです。

ウェイジェに話を戻し…

彼女のリーチュンさんの殺害を認めていたウェイジェに下った判決は懲役20年。

しかし13年目に仮釈放が申請できる、仮釈放付きの判決。

仮釈放申請が認められれば、懲役たったの13年でシャバに出てくる可能性だってあるわけです。

未来のある19歳の女性を惨殺しておいて、懲役13年で出てこられる可能性のある判決ってナニ?

オーストラリアの司法制度も日本と同じくらい、終わっているのかも知れません…。

裕福な家庭に育ったという加害者のウェイジェ。

事件直後、飛び降り自殺未遂でICUに入院中の際の、両親との会話の録音も裁判で明らかになりました。

ドラ息子が起こした残忍な罪を知りながらも、両親が息子に語った言葉は以下のとおり。

(意訳です)

「警察にはただ『分からない』って言えばいいのよ。『思い出せない』って言いなさい」

「もし本当にお前がやったのなら(リーチュンさんを殺したのなら)、完璧なシナリオを作らなければならない。

(飛び降りたせいで)『頭に怪我をしたから思い出せない』って言えば良い。

これなら筋が通る」

正気ですかこの両親は(怒)

息子が若い女性の命を残忍に奪っておきながら、息子の保身のことしか頭にないなんて(激怒)

こんな両親だから、息子もしょうもない人間に育ってしまったのでしょう。

ムカムカムカムカムカムカムカムカ…


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