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リアム・ペイン薬物依存との闘い。コカイン、クラック、覚せい剤、新種ピンク・コカインとは?

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アルゼンチンのホテルから転落死したリアム・ペインの体内からピンク・コカイン、コカイン、クラック・コカイン、メタンフェタミン(覚せい剤)、ベンゾジアゼピン等が検出されたと言う報告と、薬物依存との闘いを紹介する海外ニュース。

さて10月16日に、31歳の若さで急死した元ワン・ダイレクションのリアム・ペイン(31)。

亡くなった時の状況は↓から

亡くなる直前まで一緒にいたエスコート嬢2人の証言は↓から

さてリアム・ペインの滞在していたホテルから、白い粉、クリスタル・メス(=メタンフェタミン、俗に言う覚せい剤)、ベンゾジアゼピン(リアムの場合、先日お伝えしたようにクロナゼパムと言う報道でした)、アルミホイルやライターなどの麻薬関連道具が見つかったと言う報道でした。

(白い粉がクリスタル・メスだったと言う書き方ではなかったのですが、元記事の書き方が悪いだけかも知れませんけれども)

昨日になり毒性検査結果の一部が公表され、リアム・ペインの体内から検出された薬物は以下のとおりという報道です。

コカイン、クラック・コカイン、ベンゾジアゼピン、そしてピンク・コカイン(←リアム・ペインの場合はケタミン+MDMA+メタンフェタミンと言う報道)。

ピンク・コカインと言うのは比較的新しいストリート・ドラッグで、P. ディディ(パフ・ダディ)の性加害事件でも最近話題になっておりました。

ピンク・コカインは鮮やかなピンク色をしたドラッグで、ピンク・コカインと言う名前とは裏腹に、コカインは含まれておりません。

通常のピンクコカインの主成分はケタミンで、そこへサイケデリック系(LSD、DMT、アシッドなど)を第2成分として入れ、さらにメタンフェタミン(覚せい剤)やベンゾジアゼピン系を混ぜて合成したものです。

ピンク・コカインは通常そのまま服用するピル状または、吸引する用のパウダー状で、成分の配合率によってアッパーにもダウナーにも成りえるドラッグです。

コカインが入っていないにも関わらず「ピンク・コカイン」と言う名前なのは、やはり世間ではコカイン(ただしクラック・コカインを除く)と言うのは「お金持ちのドラッグ」のイメージで、ドラッグの中でも比較的クリーンでお洒落なイメージがあるからだと思われます。

そして派手なピンクの色(ちなみに着色料で、ストロベリー味のするピンクコカインもあります)からも分かるように、若い層をターゲットにしているドラッグですよね。

このように様々なドラッグが部屋と体内から検出されたリアム・ペイン。

薬物依存症であったことは間違いないご様子。

(ちなみに私くしは医療従事者で第2専門が依存薬物なので、日々様々なドラッグ依存症患者さんと接しているので、医療従事者として差別・偏見なしで、薬物の話を度々ブログで取り上げております)

昨日の報道ではリアム・ペインの関係者が、リアムが薬物依存と闘っていたこと、リハビリ施設で治療を受けたことが複数回あること、フロリダで新しい精神科医を見つけて薬物を断ち切り、亡くなる前は何週間も薬物を使用していない状態、クリーンだったことを打ち明けていました。

そしてフロリダで彼女のケイト・キャシディと、新しい生活を送ろうと奮闘していたと言います。

しかしアメリカ滞在のビザを更新するためにアルゼンチンに向かったと言うリアム・ペイン。

(なぜイギリス人のリアム・ペインがアメリカのビザを更新するためにアルゼンチンに行くのか、勉強不足で理解できませんでした。もしかしたらアルゼンチンの方がビザの更新の審査が簡単とかなのでしょうか?)

しかしそのアルゼンチン行きが文字通り、命取りとなってしまったわけです。

実際にドラッグ・ディーラー(薬の売人)がリアム・ペインのホテルを訪れ、リアムにドラッグを売ったことで、「リアムは売人のターゲットにされた」と報じている一部メディアもあります。

しかし異国の地で、現地のディーラーが勝手にホテルにドラッグを売りに来ると言うことも考えづらいので、これはやはりリアムが薬物を入手するためにディーラーを探し、連絡を取ったと考える方が自然かと思います。

(リアムの名前で手配された、ディーラーが使用したとみられるタクシーが捜査上に上がっているそうで、現地の警察はディーラーの身元判明を急いでいるという報道もありました)

ビザの更新には様々な健康診断などがあるので、そのために一時的にリアム・ペインが薬物を断ち切っていたのかも知れません。

または本人にもクリーンな状態を続けようという意思があったののかも知れません。

しかし意志だけではどうにもならないのが依存症ですよね。

依存症はれっきとした病気です。

リアム・ペイン本人も、自分の意思ではもうどうにも出来ないほどの依存状態になっていたのかも知れません。

もしアルゼンチンに行かなかったら、違った未来が待っていたのでしょうか。

何にせよ残念でございます。


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