4歳の娘に対する虐待と拷問の罪で起訴されていた父親に、懲役15年の判決が下った事件で、杜撰な対応をした児相も起訴されている、と言う海外ニュース。
親ガチャシリーズより、『ウォー‼ざっけんなよー‼」な本日。
心底、胸糞悪くなる事件の話なので、ご了承の上お読みください。
サディスティックな児童虐待の罪で2022年に逮捕されていた、アメリカはオレゴン州在住のジャヴォン・イングラム(31)とラリッサ・ダンカン(47)。
先日2024年9月1日にジャヴォンに懲役15年、ラリッサに懲役10年の判決が出て、再びニュースになっていたのでご紹介。
2人罪状は、当時4歳だったジャヴォンの娘(氏名非公開)に対する虐待・拷問です。
4歳の娘ちゃんは日常的に、100均の結束バンド、チェーン、目隠し、猿ぐつわ、ダクトテープなどで拘束され、ベルトで叩かれていたとのこと。
また娘ちゃんは犬のしつけ用の通電首輪をつけられており、何か粗相があったり、言うことを聞かなければ、その首輪による電気ショックを与えられていたとのこと。
そもそも犬のしつけ用の通電首輪ってなんすか?怒
無駄吠え防止などで、犬が吠える度に電気ショックが流れる仕組みの首輪のようですが、それ自体が動物虐待で、そんなものを使用する人間にワンコを飼う資格なんぞないですな(怒)
また娘ちゃんは背の高い子供用の椅子に拘束され、トイレや小屋に日常的に放置されていたとのこと。
幼稚園・保育園などに通ったこともなく、食事はブレンダーにかけられた流動食のみ、またトイレトレーニングも受けていなかったとのこと。
わずか4歳の自分の娘に、良くもそんな非人道的な行為ができますね(怒)
ちなみにジャヴォンは娘ちゃんが2歳の時に、覚せい剤依存の娘の母親から親権を引き渡され、娘を引取りました。
もしかしたら、ジャヴォンも親になりたくてなったわけではないのかも知れません。
(だったら引取りを断って、娘をフォスターケアにでも預けてくれやって話ですが)
またはジャヴォンも最初は「自分の子供だし、俺にも育てられる」と軽く考えて、引き取ったのかも知れません。
母親は覚せい剤依存、父親は鬼畜って、もう本当に典型的な親ガチャですな(涙)
ちなみに鬼畜ジャヴォン逮捕のきっかけは、ジャヴォンが痙攣を起こした娘ちゃんを病院に連れて行き、病院スタッフが虐待を疑いすぐに警察へ通報。
幼い娘ちゃんの体には30ヶ所以上にも渡り、暴行の形跡があったとのこと。
(娘ちゃんは命に別状はなく無事です)
当初ジャヴォンは、娘が自傷行為で自分で傷つけたものだと主張したものの、ジャヴォンのスマホから数々の虐待の証拠が見つかり、その後ジャヴォン本人も白状し、逮捕となった流れです。
ちなみにジャヴォンは血縁関係のない女性を自分の「母親」と呼び一緒に暮らしていたそうですが、その「母親」とやらが、一緒に逮捕されたラリッサなのか、ラリッサはジャヴォンの恋人なのか、イマイチ状況が把握できません。
ラリッサの方がジャヴォンの16歳年上なので、ジャヴォンの言う「母親」なのかも知れませんね。
ラリッサには懲役10年が言い渡されております。
にしても父親ジャヴォンの懲役15年って、短すぎますよね(怒)
娘ちゃんが幸いにも亡くなっていないので、この量刑なのかも知れませんが、ジャヴォン本人が通電首輪を付けて、一生刑務所に入っていたら良いんです。
ちなみに娘ちゃんは祖母に引き取られ一緒に暮らしているそうで、この祖母が福祉サービス(日本で言う児相などが入っている連邦省)を訴えております。
事件発覚前に、児相はこの娘ちゃんに発達の遅れがあること、手首に拘束された跡があること、薬物にさらされている危険があること、食事をまともに与えられていないこと、度々トイレに隔離されていることに関し通告を受けていて、虐待の実態(ないしは可能性)を認識していたと言うんですね。
にも関わらず、適切な対応・介入を怠った児相の罪は大きいと思います。
児相は取材に対し、児童虐待を対応する24時間体制のヘルプラインを設けていること、ただし虐待の内容が法律的基準を満たしたものでないと、ケースワーカーの担当がつかないと回答。
(この娘ちゃんの件で、ケースワーカーの担当がついていたのかについての回答はなし)
上記した内容の通告・通報を受けていても、万が一にでも「法律的な虐待の基準を満たしていないわね」と児相が判断したのであれば、もう救いようのない杜撰さですな。
杜撰を通りこして、児相のネグレクトですよね。
娘ちゃんの命が無事だったのが、この件での唯一の救いです。
あと、「犬用通電首輪」とやらを販売しているような業者・輩を全て、動物虐待で送検して頂きたい(怒)
いろいろと気分が悪くなる事件であります。
ムカムカムカ…
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