「続報シリーズ」
2015年から2016年にかけ、イギリスのカウンテス・オブ・チェスター病院にて、新生児が相次いで亡くなった事件。
新生児科の看護師、ルーシー・レットビーが7人の赤ちゃんの殺害容疑と、6人(前回の記事の時の報道では10人でしたが6人とのこと)の殺人未遂容疑で逮捕され、裁判中の事件。
(追記:この記事が公開されたあと、ちょうど仮釈放なしの終身刑の判決がでました)
詳しい事件の詳細&おさらいはこちらの記事からお読みいただけます…
ルーシー・レットビーが私立の刑務所へ移動となった最新情報はこちらから。
さてこの恐ろしい事件で、新たな情報が入ってきたのでご紹介。
なんでもルーシー、既婚者のレジストラ(ジュニアドクター)と不倫関係にあったと検察側が主張しております。
このドクターは2015年にルーシーの勤めていたカウンテス・オブ・チェスター病院で、救急医として勤務を開始。
(現在はコンサルタント(部長クラスの医師)となり、別の病院に勤務しております)
ルーシーはこの既婚者(結婚歴25年!)のドクターとは「友人、親友だった」と、恋愛・不倫関係を否定しておりますが、ドクターはルーシーの1人暮らしの家を訪れたり、度々2人っきりで食事や旅行に行ったりしていた関係です。
ちなみにこのドクターの氏名は、本人が匿名の申請をしているので公開されておりませんが、裁判ではルーシーとこのドクターのメッセージなどの数々&長時間に渡るやり取りが、赤裸々に公開されております。
検察側は、ルーシーの新生児殺害のうちの4件で、ルーシーが故意的に新生児の容態を悪くしたのは、緊急コールでこの不倫相手のドクターが駆けつけることを分かっていて、2人で新生児の命を救うという自分勝手なシナリオのためだったと主張。
(このドクターは新生児たちの殺害には無関係です)
要は、不倫相手のドクターが勤務の日に、ルーシーが故意に赤ちゃんの容態を悪くして緊急コールを発令。
そうすると救急医なのでこの不倫相手のドクターが、院内の緊急コールを対応するので駆けつけてくるわけです。
そこでルーシーがこのドクターと一生懸命に、容態の悪くなった新生児の命を救おうと協力することになりますよね。
正義の味方ごっこ的な優越感にも浸れますし、頑張る自分も見せれますし、新生児は助からなかったので、「手を尽くしたのに命を救えなかった。私ってばダメな看護師」という悲劇のヒロインごっこをすれば、この不倫相手のドクターの同情もかえますし、気を引くこともできるわけです。
実際、新生児が亡くなった際に、この不倫相手のドクターがルーシーを励ますメッセージを送りまくっているんですね。
「君は素晴らしい看護師だよ。君のせいなんかじゃないよ」とかって…
1件ならまだしもさすがに何件も続いたら、普通は不審に思ったり、疑問視しますわな。
しかしルーシーが担当した複数の新生児が亡くなった後ですら、この不倫相手のドクターはルーシーに「僕は君を信頼しているよ。僕が証言者として君の力になるよ」的なこともほざいておりました。
ドクターってば完全に色ボケしちゃっていて、医師としてのまともな状況判断や、ルーシーに対して疑いの目を向けることすらできなかったご様子。
日本で話題の札幌の首切り事件の精神科医、田村修容疑者もしかりですが、医療従事者として情けないですな。
話が反れますが、個人的には田村修容疑者は、娘の瑠奈容疑者の支配されていて殺人に協力したと言うよりは、娘に対して父親として以上の恋愛感情に近い愛情・溺愛があり、娘の言いなりになることで娘の愛情を独り占めしたかったのでは?と思います。
知らんけど。
娘に近づいた被害者(娘の方から興味を示ていたとしても)に嫉妬があり、娘を取られたくないとか、相手が邪魔で殺害に協力、ないしは元々狂暴性のあった娘に、父親から被害者の殺人を提案したのかも知れません…(あくまで個人的な意見です)。
精神疾患のある娘を父&医師という立場を利用し、密かに支配していたのはこの父親の方だった可能性もあるのでは?
だって29歳の娘についてクラブに行って、そばで見守ったり(監視)します?
様々なことが異常すぎて過保護を通り越しているので、娘に対して恋愛感情や性愛的な感情があったのでは?と思いますが、父親がそれを認めたり供述することはなさそうですけれども。
話が反れたまま〆る本日…
ルーシーどこ行った…(笑)
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