海外ニュースのやるせない話・世も末じゃこりゃシリーズ。
米ミシガン州のオックスフォード高校で、15歳が起こした銃撃事件(4人死亡)の続報は↓から。
さて日本のみなさまがゴールデンウィーク中に、セルビアで起きたショッキングなニュースです。
13才の少年コスタ・ケッツマノヴィッチが、ベオグラードにある自分が通う学校のクラスで銃を乱射。
警備員1人と同級生8人が死亡、7人の負傷者(うち1人の教師は命に関わる重体)を出した事件。
銃乱射は学校が始まってすぐの朝8:40に起きたのですが、銃を乱射しクラスメートを殺して気が済んだあと、犯人のコスタは自ら警察に通報し逮捕されております。
ちなみにコスタは学校に到着後、最初に警備員を射殺、次に廊下にいた生徒3人を射殺、「1番近かった」というだけで選んだ教室に入り銃を乱射。
教室でさらに5人の生徒が死亡、教師を含む7人が負傷という詳細です。
学校関係者によると「おとなしくて良い生徒だった」というコスタ。
事件当日は2つの銃と、2つのガソリン爆弾を所有しての完全装備。
殺したい生徒の名前とそれぞれのクラス名を記入した、殺害リストまで所持していたという報道です。
(銃を乱射した教室は近いだけで選んだので、殺害リストには従っていないようですが)
13才というと日本で言う中1くらいですよね。
コスタの写真も報道規制前に顔出しで報道されていたものがあったのですが、見た目はまだ本当にあどけない感じでした。
でもそんな中1が「学校で殺したいヤツ」を考えて、リストアップしている時点で本当にゾッとします。
私が中1の時に考えていた「邪悪なこと」言えば、校則違反取り締まりの目を免れ、どうやって制服のスカート丈を短くするかということと、先生にバレないように授業中に早弁する方法くらいなもんです。
殺したい奴リストなんて作ったのは、社会人になってムカつくパワハラ上司に出会ってからです。
(リスト作ったんかいっ!って、あくまで冗談です…)
話を本題に戻しまして…
ちなみにセルビアでは14才以下は責任能力を問われないそうですよ。
コスタはギリ13才なので、裁判もなければ懲役刑ももちろんないわけです。
出たっ、少年法!
日本の少年法もあり得ない&要らないと思っていましたが、日本だけじゃなかったんですね。
こんな凶悪な事件を犯しても、14才以下という理由だけで罪に問われないって、ほんとどこまでも加害者に優しいセルビアと日本。
ありえなさすぎる…
殺された側の被害者の遺族は、たまったもんじゃないですよね。
腸が煮えくり返るどころではありません(怒)
少年法の年齢制限的にはセルビアの少年法の方が少しマシですし、実名報道もされているので、社会的制裁はある程度ありますが…
9人殺しても罪に問われないなら反省もしないでしょうし、近い将来はYouTubeなどで武勇伝的に自分の「偉業」を語り収入を得る可能性だってありかも知れません(ガクブル←死語)。
社会に出てもまた何か気に食わないことがあれば、暴力や殺人に出るような大人になる可能性もあります。
世も末じゃこりゃ。
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