マライア・キャリーの母パトリシアさんと、絶縁状態の姉アリソンが同じ日に亡くなったと言う悲報。
マライア・キャリー(55)が、母親のパトリシアさん(87)と姉のアリソンさん(63)が奇しくも同じ日に別々の場所で亡くなったことを26日の月曜に、以下の様に発表致しました。
(意訳です)
「週末に母を亡くし、胸が張り裂ける思いです。
悲しいことに悲劇的な巡り合わせで、同じ日に私の姉も亡くなりました。
母が亡くなる前の最後の週末を、母と一緒に過ごせたことに感謝しています」
母親のパトリシアさんは元オペラ歌手で、ボーカルコーチもしていた方なので、シンガーのマライア・キャリーの原点とも言える存在でしょうか。
ただその親子関係は複雑で、若い頃は確執があったことをマライア本人も認めておりますが、晩年は関係を修復したともいわれております。
母パトリシアさんの死因は公表されておりません。
一方、姉のアリソンさんとマライアはもう何十年にも渡り絶縁状態。
アリソンさんには薬物依存の過去があり、売春で生計を立てていたことも。
精神疾患を患ったり、1990年にHIV診断を受けるなど、健康面でもいろいろとありました。
マライア・キャリーは2020年の自伝『The Meaning Of Mariah Carey』の中でも、アリソンさんについて、
「私が12歳の頃、姉(アリソン)は私にヴァリウム(ジアゼパム)を飲ませ、小指の爪いっぱいのコカインを進め、火傷3度(やけど)を負わせ、ピンプ(ポン引き)に売り飛ばそうとした」
と暴露。
マライアは同書の中で、兄のモーガンから虐待を受けたとも暴露してた記憶が…。
事実は当人たちにしか分かりかねますが、著書にしたためるほどの仲たがいや確執などが、子供時代からあったということになりますよね。
(ちなみにアリソンは2021年に、マライア・キャリーを名誉棄損等で訴えております)
ジュリア・ロバーツの姉妹のいざこざを思い出しました…
姉アリソンさんは、父親アルフレッドさんが2002年に亡くなった際には、アリソンさんが160万ドル(現在の為替で約2億3千万円)の遺産を受け取り、アリソンさんの子供達のために信託口座を設けた以外は、全てラッグに費やしたともいわれております。
(母パトリシアさんと父アルフレッドさんはマライアが3歳の時に離婚)
そんな背景もあり、晩年はアリソンさんの援助要求の訴えも、マライア・キャリーは断固拒否したと言われております。
マライアに限らず、家族を助けたいという気持ちがあったとしても、金銭援助をすれば、そのお金をまたドラッグに溶かしてしまうと思えば、心を鬼にして拒否せざるをえないですよね…。
アリソンさんは亡くなる3週間前にホスピスに入居。
多臓器不全で亡くなったと報道しているメディアもあります。
それにしても母と姉が別々の場所で同じ日に亡くなると言う、不思議なこともあるんですね…。
ご冥福をお祈りいたします。
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