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死刑判決!ネットフリックス『母は殺人者になった』カルト教祖チャド・デイベル3重殺人罪

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Netflixのドキュメンタリーでも取り上げられたことのある、カルト『Doomsday』のリーダー、チャド・デイベルが3人を殺害した事件で、死刑判決が下ったという海外ニュース。

ネットフリックスでも話題となったドキュメンタリー『Sins of Our Mother』(邦題だと『母は殺人者になった ー終末カルトが生んだ家族の悲劇-』のようです)。

終末思想を唱える「Doomsday Cult」(ドゥームズデイ・カルト)のリーダーと不倫相手(後に妻)の家族の、行方不明・殺人事件を題材にしたドキュメンタリー番組です。

我が家もネトフリで見たのですが、2022年の作品だった気がするので、内容そのもののがうる覚え…。

(物忘れが進むお年頃…)

登場人物が多いので、文章で説明するよりは100倍分かりやすいので、Netflixが見れる方はぜひご覧くだされ。

もちろんドキュメンタリーなのでノンフィクションですが、カルトの教祖と言うかリーダーのチャド・デイベル(51)に先日、トリプルマーダー(三重殺人=3人殺し)で死刑判決が出てニュースになっていたのでご紹介です。

事件そのものは、アメリカのイリノイ州で2019年に起きたものです。

殺害された3人のうちの1人の被害者は、チャドの前妻で2019年に亡くなったタミーさん。

(ちなみにタミーさんが殺害されたのは、チャドと後妻となるロリ・ヴァロウ(現在50歳)との結婚式の数週間前でした)

残り2人の被害者はロリの連れ子、ジョシュア・ジャクソン・ヴァロウくん(7)とタイリー・ライアンちゃん(17)。

ちなみにジョシュアくん(通称J.J.)は、ロリの4番目の夫チャールズの姉か妹の孫なので、ロリの実子ではなく養子です。

2人の子供たちは2019年に行方不明となり、9ヶ月後に遺体となって発見されました。

この3人の殺人罪で有罪判決になったのが、チャドとロリの再婚カップルです。

ロリは美人で外交的な性格もあり、既婚者女性の美人コンテスト(ミスコンあらためミセスコン)で優勝をしたり、テレビ番組に出演の経歴が。

そしてチャドとは5回目の結婚でした。

(結婚回数でお察しください…と言いたくなる)

ロリには亡くなったJ.J.(ジョシュアくん)とタイリーちゃんの他に、17歳で家を出たコルビーさんという長男がおり、コルビーさんもドキュメンタリーに登場しております。

そもそもは、ロリが息子のコルビーさんを虐待していた、3番目の夫からコルビーさんとタイリーちゃんを連れてロリが逃げるという、悲しい発端があるんですよね。

そして連れ子のいたチャールズと4回目の結婚したロリ。

このチャールズはLDS(末日聖徒イエス・キリスト教会=モルモン教)信者なのですが、ロリは段々とチャールズの霊的レベルが自分には合っていないと思いはじめ、夫婦関係もこじれていきます。

そんな時にロリが出会ったのが、終末思想を唱え、カンファレンスや集会を開いてカリスマ性のあったチャド・デイベルでした。

ここからカルト思想に憑りつかれたチャドとロリの周りで、様々なことが起こるわけですが、説明をすると記事5本くらい必要なので、ネトフリのドキュメンタリーを見て頂くとしまして…。

簡単に言えば、終末思想やカルト的思想が背景にあるとしても、結局はチャドとロリはW不倫の関係にあり、チャドの奥さんのタミーさんを殺害する前に、生命保険の受取金を引き上げたり。

お子たち2人のことも、ただ邪魔になっただけで殺害したのでは?と思わせるような事件だったんですね。

(ドキュメンタリーを見ると詳細が分かります)

なのでナルシストで、私利私欲にまみれた中年のW不倫男女の、自分勝手な3重殺人事件なわけで「死刑制度があるイリノイ州よ、ありがとう」という感想です。

(アメリカ合衆国は全50州からなりますが、未だ死刑制度があるのは27州と約半数です)

ちなみにロリ・ヴァロウの方は既に去年だったかに、仮釈放なしの終身刑が言い渡されております。

時間がなく、いつものように事件の全容が書けなかったので、ネトフリのドキュメンタリーを見てください(そればっかw)

別にネトフリの回し者ではありません…。

ちなみに余談ですが、今回のチャドとロリの事件のドキュメンタリー『母は殺人者になった ー終末カルトが生んだ家族の悲劇-』のスカイ・ボーグマン監督の、『Girl in the Picture』(邦題だと「ガール・イン・ザ・ピクチャー: 写真はその闇を語る」らしい)というドキュメンタリーが、個人的にはおススメです。

今回の事件とは全く関係のないドキュメンタリーですが。

前どこかの記事でも書きましたが、犯罪系のドキュメンタリーの中でも、1番心に残っている作品かも知れません。

すべてが悲しいドキュメンタリーで、見終わった後もずっと悲しい気持ちが残り、やるせなくて切ないだけなのですが、ぜひ見て頂きたい。

なんなら、チャドとロリのドキュメンタリーなんて見なくても良いので(←ひどっ)、『ガール・イン・ザ・ピクチャー』を見て下さい的な(笑)

ちなみにネトフリの回し者ではありません。

(本日2回目)


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