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犬ブリーダー、13匹のピットブルに庭で襲われ死亡。全頭殺処分へ。

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米カリフォルニア州で、13匹のアメリカン・ピット・ブル・テリア(通称ピットブル)を飼育していたブリーダーの男性が、庭でピットブルに襲われて死亡したニュース。

やるせない話シリーズより、

男性には申し訳ないですが、あまり同情はできませんねぇ」な話。

先々週の金曜日、カリフォルニア州のコンプトン。

男性(35歳・氏名非公開)を訪ねた友人が、庭で血まみれで倒れている男性を発見し、「知人が犬に噛み殺されたようだ!」と911通報。

警察の発表によると、男性は一人でこの家に住んでいたブリーダーと思われ、庭には成犬5匹、子犬8匹の全13頭(4歳から生後6ヵ月まで)のピットブルがいたとのこと。

死亡推定時刻から警察は、前日の木曜の夜にピットブルたちに餌を与えようとした男性が、恐らく成犬たちに襲われて死亡したと見ております。

ちなみにブリーダー男性の遺体の回収作業も大変でして、警察と動物管理局が、まず近隣住民のお庭へ13匹のピットブルを移動させ、遺体を回収。

その後、この13匹のピットブルたちは、8匹の子犬も含め、全て殺処分となりました。

各地のシェルターには、引き取り手がなく殺処分を待つ犬たちがたくさんいるのに、金儲けのために犬を次々と産ませるブリーダー。

何かあれば、人間のエゴで増やされた犬たちが殺処分される、というやるせない構造。

ちなみにピットブルは、もともと闘犬としてつくられた犬です。

だからといってみんながみんな、狂暴な性格というわけではなく、きちんと躾ができていれば、人懐っこくて従順な犬と言うことで、愛好家も多いですよね。

でもピットブルなどの純血種が欲しかったとしても、まずシェルターなどで保護犬を探して欲しいですよね。

シェルターにもたくさんのピットブルたちが溢れかえっています。

飼育放棄されたり、手に負えなくなった飼い主たちから持ち込まれたりなどして。

それにしても1人で13匹の犬のお世話って、かなり大変ですよね。

子犬8匹は元々売るつもりでしょうから、手元を離れることを見込んでいたのだと思いますが、子犬は成犬より手がかかったりします。

成犬でも1人で5匹は、よっぽどきちんとした人間でないと無理と普通は思うわけですが、金儲けに走って無理をしたのではないでしょうか。

よってブリーダー男性には同情できませんが、殺処分になった13匹のワンコたちは気の毒でやるせませんな。

ちなみに、冒頭のコンプトンでピンときた方もいるかも知れませんが、2パック(ラッパー)の時にご紹介しましたが、今でもギャングが多い地域です。

コンプトンとピットブルで、もう立派なフラグが立っておりましたわ。

残忍な動物虐待で懲役10年の著名動物学者のやるせない話は↓から


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