やるせない話・腹が立つ話シリーズ。
読んだ後にムカムカしますので、胃薬をご用意してお読みください。
(ムカムカの意味が違う)
実際に事件が起きたのは2022年の4月、オーストラリアのパース。
事件の証拠となった防犯カメラの映像が、去年の12月中旬にニュースに上がっていたのでご紹介です。
(他のニュースやらネタを優先していたら、年が明けてしもた)
ショッピングモールの立体駐車場の2階(日本で言う3階)から、飼っていたマルチーズとシーズーのミックス犬(俗に言うマルシーズー)のプリンセスちゃんを故意的に投げ捨てた女、エイミー・リー・ジャッジ(26)。
プリンセスちゃんは9メートル下のコンクリートの上で倒れているところを発見され、車に轢かれたのかと思った親切な通行人が、動物病院へ運んでくれたんですね。
しかしプリンセスちゃん、息はまだあったものの内出血と脳挫傷、そして脊髄と骨盤の骨折がひどく、安楽死となってしまいました。
動物虐待防止協会による捜査が進む中、ショッピングモールの駐車場の防犯カメラに映っていたのは、黒の車から降りたエイミーがプリンセスちゃんを抱きかかえ、何の躊躇もなくエイッと言った感じでワンちゃんを駐車場の下へ投げ捨てる姿。
動画を見るつもりはなかったのですが、ニュースの記事を読んだ際に自動再生してしまい、見たことを後悔するような行動でした。
ちなみに愛犬を投げ捨てた後、エイミーはFacebookに自責の念を投稿してシェア。
ムカムカが止まらないので全文は紹介しませんが、最後の一文に、
「私は愛犬を殺した。その真実を明らかにする必要があった。私は後悔と自責の念で心が引き裂かれ、これ以上隠し続けて生きていくことはできない」
と言ったような、悲劇のヒロインぶった陳腐な告白をしたエイミー。
本当に後悔しているのならFBなんかでシェアしていないで、警察に自首しに行ってこい!って話です。
ちなみにこの陳腐なFBの投稿を後に削除したエイミー、裁判ではFBのアカウントがハッキングされた(つまりこの投稿は自分ではない)とほざいておりました。
反省の念も後悔も見られないと言うエイミーですが、愛犬を投げ捨てたことに対しての有罪は認め、8ヵ月の実刑(刑務所行き)となりました。
短い…
でも日本の軽すぎる動物虐待犯に対する処罰に比べれば、たった8ヵ月でも実刑を与えたオーストラリアの司法制度は評価すべきですよね。
(エイミーにはこの事件と関係のない余罪でプラス2ヶ月の実刑もあるので、刑期は合計10ヶ月となります)
またエイミーは今後10年間、動物を飼育することを禁じられております。
(中トトロのようなフォームの猫↑)
ちなみにエイミーの彼氏スコット・フロスト(23)も日本円にして24万円の罰金と、今後3年間、動物の飼育を禁じられる判決を受けております。
恐らくスコットは車に同乗していたのかも知れませんね。
罪状がプリンセスちゃんに対する救助を怠ったことなので、プリンセスちゃんが投げ捨てられても助けに向かわず、エイミーと一緒に車で逃げたのではないでしょうか。
罪のない動物を故意的に殺しても実刑8ヵ月か…
短いけれどもただの罰金刑のみよりはマシかな…
なんて思っていたら、記事の最後に「エイミーは仮釈放の権利を取得しました」と〆てあって、怒り爆発ですねん。
つまりは刑期すら終えず、もう既に仮釈放していると思われます。
ムカムカムカムカ…(怒)
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