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23歳の美人同僚宅侵入ストーカー殺人事件、犯人の精神鑑定の結果に背筋が凍る…

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2020年11月にオーストラリアで起きた、元同僚に対する一方的なストーカー殺人事件の、犯人の司法精神鑑定の結果が明かされたのでご紹介。

続報シリーズ」。

まず事件のおさらいを簡単に。

犯人の男の名はルアイ・サコ(39)。

犯行当時35歳だったサコは、努めていたコールセンターをクビになった際、優しく接してくれた超絶美人の同僚セレステさん(当時23歳)に一方的に想いを寄せ、彼氏がいたセレステさんに1年間に及び、執拗なストーキング行為を繰り返しました。

挙句、実家暮らしのセレステさんのベッドルームの窓を叩き割って侵入し、セレステさんをナイフで23回も刺して殺害と言う、本当に恐ろしい事件でありました。

事件の詳しい詳細はこちらの記事からどうぞ。

そして先週の火曜日、犯人のサコの精神鑑定を行った、司法精神科医のダージー医師が法廷にて、加害者のサコはセレステさんを殺してセレステさんになりたいという願望があった、と証言しました。

精神鑑定の結果は125ページに及び、ダージー医師曰く、サコにはうつ病、重度のパーソナリティ障害の他に身体醜形障害があり、特に今回の事件では身体醜形障害がキーとなっているとのこと。

※ 身体醜形障害(英語では body dysmorphic disorder)

自身の外見・容姿の欠点や欠陥に異常な不安、妄想、執着、思い込みを持って囚われるあまり、日常生活や社会生活に支障をきたす精神障害のひとつです。

極端な美容整形や、顔や全身のタトゥーなどを繰り返す方達にも、BDDを患っている方が多かったりします。

ちなみにサコはサイコパスではなく、極度のパーソナリティ障害という判定結果です。

精神鑑定では、サコが自分の容姿に異様に執着し、セレステさんのような美しい外見に近づけるようにと、様々な美容関連商品やグッズに相当な金額をつぎ込んでいたことも判明。

(ちなみにサコの写真はググれば出てくると思いますが、まったくイケているタイプではありません)

精神疾患や精神病は本人のせいではないので、サコも気の毒ではあるのですが、ただここまで異常な人に目をつけられてしまったら、もう逃げようがないですよね。

SNSや出会い系アプリなどで出会ったのではなく、同じ職場(コールセンター)でたまたま言葉を交わし、その後は相手の勝手な思い込みでストーカー。

警察に被害届を出して、サコには接近禁止命令まで出ておりましたが、被害者は自宅(実家)までストーカーされて住所がバレて、挙句、家の中に窓を割って侵入してきた男に、寝込みを襲われ23回も刺されて命を奪われるなんて、もうどうやって防いだら良かったんですか?って話です。

23歳の将来のあるお嬢さんがこんな目に遭って、本当にやるせない話です。

ちなみにまだ裁判中なので、サコの判決・刑期はまだ出ておりません。

(どう考えても終身刑ですが、仮釈放を付けちゃダメなケースだと思うので、そこが争点かと)


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