食事代わりに母親から、マウンテンデューを哺乳瓶で与えられ、歯がボロボロだった4歳の少女が亡くなった、児童虐待事件のニュース。
やるせない話シリーズ。
先週、4歳の娘カーミティちゃんに対する過失致死罪の罪で、13年6ヵ月の懲役刑の判決が下された、オハイオ州在住の母親のタマラ・バンクス(41)。
カーミティちゃんの父親であるクリストファー・ホブ(53)も過失致死の罪に問われており、父親の方の判決は今年6月の予定です。
事件が発覚したのは2022年の1月。
搬送先の病院で亡くなったカーミティちゃん。
死因は1型糖尿病の合併症でした。
カーミティちゃんが両親から与えられていた食事はほぼ、哺乳瓶に入ったマウンテンデューのみだったそうです(涙)
(そもそも4歳児に哺乳瓶もおかしな話ですが)
裁判で検察側が、カーミティちゃんの歯は溶け落ちて、ボロボロだったとも証言しておりました。
歯にも悪いのは当たり前ですが、育ち盛りの子供にマウンテンデュ―だけって。
砂糖と着色料以外、なんの栄養もないわ(怒)
しかもカーミティちゃんは1型糖尿病!
糖尿病の人に大量の砂糖を与えると、血糖値が急激に上がり、高血糖が続くと血管障害が起き、心筋梗塞や脳梗塞などの病気を引き起こすこともあります。
ネグレクトを認めている両親、殺人罪でなく過失致死罪で起訴されたのが悔しいですが、明確な殺意のないネグレクトだからでしょうか…
ちなみにタマラにはカーミティちゃんの他にも、複数の子供たち(カーミティちゃんより年上)がおり、うち1人の男児も1型糖尿病を患っており、高血糖による昏睡状態に陥った過去も。
児相どこ行った…。
これだけを読んでも、子育ての能力がないことが分かるタマラとクリストファーなので(繁殖能力だけは高いと言う、親ガチャあるある)、もしかしたら知的障害や精神疾患があるのかも知れません。
その反面、タマラは自分にも複数の持病があり(かなりふくよかな体型をされています)、自分に対する治療だけはせっせとしていたんですね。
処方箋薬をもらいに行くことを欠かさなかったり、度々訪問医療を受けていたり。
(訪問医療に訪れた医師なども、子供たちの泣き声やら栄養状態に気がつかなかったんですかね?
家の中の写真でもけっこうな散らかり具合が分かるので、訪問医もネグレクトくらい疑って欲しかったですよね)
タマラは自分の治療には積極的で一生懸命なのに、幼子たちの健康や成長に関しては無関心と言う…。
娘にカーミティちゃんなんていう、日本で言うキラキラネームを付けるくらいなのですから、大事にして欲しかったですわ。
やるせませんなぁ…
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