英ベアトリス王女が10代の頃に交際していたソーシャライトのパウロ・リウゾ氏が2月に亡くなっていたことが判明、死因は薬物のオーバードースと見られている、という王室関連ニュース。
王室関連の話題が続いておりますが、本日はイギリス王室より、ベアトリス王女(35)の話題。
欧米では人気のプリンセス・ベアトリスですが、日本での知名度が分からないので簡単にご紹介。
故エリザベス女王の次男坊で、ジェフリー・エプスタインの性的人身売買事件にて、限りなく黒に近いロイヤルファミリーとしても有名なヨーク公アンドルー王子(英語ではアンドリュー王子)と、セーラ妃ことセーラ・ファーガソン(英語ではサラ・ファーガソン)の長女であるベアトリス王女。
ウイリアム皇太子とヘンリー王子の従妹にあたります。
メーガン妃がアンドルー王子を執事と間違えた話(笑)はこちらから↓
ベアトリス王女は実業家のエドアルド・マペッリ・モッツィ氏と2020年に結婚。
(夫の名前が長すぎるので、エドアルド・マペッリ・モッツィを略して、マリモと呼んで良いですか?←ダメに決まってる)
マリモには息子さんがいるので、ベアトリスは結婚により継母になり、自身もマリモとの間にシエナ王女が生まれお母さんになったので、いまさら大昔の彼氏のことでネタにするのは心苦しいのですが…
ネタにしてしまいます(ひどっ)
遡ること19年前の2005年。
まだ私が4歳の頃か…(←サバ読みすぎ)
当時17歳だったベアトリス王女の交際相手だったのが、ニューヨークのソーシャライト、パウロ・リウゾ氏(当時24歳)。
ベアトリス王女はこの交際を極秘にしていたのですが、交際が発覚したのは翌2006年。
パウロがホリー・クロス大学の学生時代の2002年に起きた、同大学の生徒(19)の死亡事件に関与したとし、過失致死で起訴されたことが明るみになり、ベアトリス王女の交際も世間にバレたといった感じです。
後に過失致死から暴行罪での起訴に軽減され、社会奉仕活動の刑罰に処されたため、パウロは実刑判決を受けていないので刑務所には入っておりません。
ベアトリスとパウロは2006年に破局しているので、交際期間はわずか1年ほど。
パウロ氏には、ドラッグとギャンブル依存で借金が膨らみ、高利息の消費者金融などにも多額の借金があり、度々金銭トラブル(無銭飲食や無銭滞在など)で逮捕されたりと、トラブル続きの人生でした。
ドラッグ依存も当初は処方箋薬の乱用・常用だったものが、コカインからさらにハードなドラッグ(クラックやらヘロインかと思われますが、薬物名は出ておりません)へ移行したと、知人たちが語っております。
そんなパウロ氏ですが、今年2024年の2月にマイアミのホテルで遺体となって発見。
死因は薬物のオーバードースと見られております。
(なぜ2月に亡くなっていた方の話が、4月下旬になって報道されているのかは謎でございます)
ドラッグとギャンブルと聞くと「自己責任だろ」と同情できない方も多くいらっしゃると思います。
確かに自己責任な部分も多くある場合もありますが、依存症を発症する要因には、遺伝的なものも含まれるわけです。
あくまで1つの例えですが、例えばADHDの発達障害のある人達は、そうでない人達に比べ5~10倍、依存症を発症しやすい傾向があると言ったリサーチ結果もあり、ADHDも本人の生活習慣で発症するものでもなければ、親御さんの躾が悪かったわけでもありません。
そういった意味では、己の選択で依存症に陥った人ばかりではないので、「依存症=意思が弱い」やら、「依存症は本人のせいだろ」と決めつけることは出来ないですし、してはいけないんですよね。
(私(医療従事者)はサブ専門が Addiction Medicine(依存症の診断・治療・予防をする科)なので、薬物依存症や依存者に対する世間の偏見を減らすことも使命のうち、と勝手に思っております)
かと言って、いくらギャンブル依存とは言え、人様(例えば大谷選手)の口座から数十億のお金を横領したり、バレた後も「俺の借金を肩代わりしたことにしてくれ」by 水谷 のような言動は、依存症云々以前の問題で、その人の性格・人間性に問題があると思うので、あまり同情できませんけれども…。
パウロ氏がどうだったかは分かりませんが、薬物依存やギャンブル依存だったりで、負のスパイラルに陥り、最後は若くして(まだ40代前半ですよね)で亡くなったのは、残されたご家族などにとっても、悲しいことだなと思います。
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