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新生児7人殺害と10人の殺人未遂で起訴、イギリス人看護師ルーシー・レットビーの裁判に背筋が凍る…

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『世界の背筋が凍るニュース』シリーズ 

と言っても残虐な表現はなく(やったことは残虐ですが)、むしろ「静かに怖い」(←なにそれ)、「背筋が凍る」系のニュースです。

写真は不謹慎な元保護猫ハッピーでお送りしております。

ルーシー・レットビーの最新記事は → こちら ←から

2015年から2016年にかけ、イギリスのカウンテス・オブ・チェスター病院にて、新生児が相次いで多数亡くなる事故・事件が発生。

2018年に同病院の新生児科で働いていた看護師、ルーシー・レットビー(現在33歳)が逮捕されるものの仮釈放。

2019年に再逮捕されるも証拠不十分で起訴に至らず、2020年の3度目の逮捕。

そこでやっと8人の新生児の殺害と、更に10人の新生児の殺人未遂で起訴されたわけであります。

イギリス人女性で金髪で美人でルーシーさんというと、ルーシー・ブラックマンさんを思い出してしまいますが、ブラックマンさん事件からはもう23年も経つんですね…。

話を今回のナース・ルーシーに戻します。

当初8人だった殺害されたとされる新生児は7人(1人は殺人未遂に変更)になりましたが、殺人未遂の新生児10人も合わせると、被害者の数は17人。

法的な理由で被害者の指名は伏せられており、A~Qまでのアルファベットで称されております。

裁判は去年2022年の10月に始まったのですが先週、亡くなった7人の新生児の1人、「I」ちゃんの裁判内容が一部公開されました。

検察側は、ナース・ルーシーがIちゃんの経管栄養チューブと血流に空気を注入して殺害しようとしたと主張。

2015年の9月30日にIちゃんの最初の殺害を試み、さらに夜勤だった10月12日と13日に再び殺そうとした、と主張する検察側。

裁判でIちゃんのお母さんが、ナース・ルーシーとのやりとりを回顧しているのですが、新生児殺人の容疑者という人物像とのギャップというか、二面性に背筋が凍ります。

入院中のIちゃん(生後6週間)と、もうすぐ家に帰れると思っていたある日、容態の変化に気づいたお母さん。

その頃、赤ん坊を始めてお風呂に入れても良いと許可が出て、手伝ってくれたルーシーがお母さんに「(Iちゃんを)お風呂に入れることができてとても嬉しい」と言ったと言います。

さらにルーシーはお母さんのスマホで、赤ちゃんと一緒の写真を撮ってあげますと申しでて、お母さんも承諾。

Iちゃんのお母さん曰く、ルーシーは他の看護師と比べると物静かなタイプで、患者と話をしているのをあまり見たことがなかったそうな。

ちなみに写真を見る限り、笑顔のルーシーは優しそうな看護師に見えます。

ちなみにIちゃんは容態を崩し、2015年の10月23日に亡くなりました。

当日、Iちゃんの入院していた病院から「至急来てください」と電話があったご両親。

病院に到着するとルーシーともう1人の看護師、そしてドクターが心配蘇生を行っているところだったそうです。

Iちゃんが息を引き取ると、ルーシーともう1人の看護師から個室に案内され、「Iちゃんのご遺体を(ご両親が)洗いますか」と聞かれたというご両親。

断って「後から最後にお風呂に入れてあげれば良かった」と後悔したくなかったので承諾したというご両親。

そしてルーシーが小さなバスタブを持ってきて手伝ったそうなのですが、その時のことをお母さんはこう回顧しております ↓

「ルーシーは笑顔で、最初にIをお風呂に入れる際に手伝った時のこと、Iがとても喜んでいたことを延々と喋ってきたわ。

(たった今赤ん坊を亡くしたばかりで)そんな話を聞きたくもなかったから、心の中で「黙ってくれ」と思っていた。ルーシーも途中で気づいたのか黙ったわ。

病院を後にする際も、ルーシーがIの荷物を詰めるのを手伝ってくれた」

さすがルーシー、共感性に乏し過ぎる…。

人が亡くなった直後に「生きてた時は〇〇でしたよね~。笑」とか、普通は喋れませんよね。

しかも幼いお子さんを亡くしたばかりの親御さんの前で笑顔は、不謹慎を通りこしているような…。

思い出話をするにも時期尚早すぎますし、私も医療従事者ですが、家族や知人が亡くなったばかりの人へかける言葉すら見つからず、普通はただただ心が痛むだけで、ベラベラ喋ろうなんて思わないですよね。

ちなみにIちゃんのご両親は病院の医師から、検死解剖を提示されたそうです。

亡くなったIちゃんを一人にして寂しい思いをさせたくない、という思いから最初は断ったそうですが、病院側は予期しない突然死の原因を追究しなくてはならない、と有無を言わさずだったそうです。

突然死や不審死は検死した方が絶対に良いと思います。

悲しみのどん底で辛い決断ですし、故人が可哀相という意見もありますが、日本の場合は特に火葬が主流ですし、不審だなと思ったのなら検死をしないと、後で後悔するかもしれません。

さらに驚いたのが検察側いわく、ルーシーがIちゃんのお母さんのことをフェイスブックで検索していたそうなんですね。

Iちゃんの殺害を試みてから亡くなるまでの2015年10月5日、亡くなった後の2015年11月5日、そして2016年5月29日。

ルーシー、生粋のサイコパスやん。

理由はなんだか分かりませんが、自分が殺そうとしている子供の母親を、そして殺害した後も検索するなんて、悲しんでいる家族の様子とかを知りたかったんですかね?

怖すぎるー。

ちなみにルーシーは容疑を否認。

裁判は今後も続きます(被害者17人ですから、長くなりそうですね…)

被害に遭われた赤ちゃんとご遺族・ご家族のみなさんにお悔やみ申し上げます。

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