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キャサリン妃の医療記録不正アクセス事件、3人の職員が停職処分に。続報あり

Royal Family

キャサリン皇太子妃が入院していたザ・ロンドン・クリニックの職員の、医療記録不正アクセス問題。不正行為を行ったとされる病院職員の雇用状況について、断固黙秘を続ける病院側の謎についてお伝えする、王室関連ニュース。

次から次へと様々な騒動に見舞われているイギリス王室。

さて今年の1月に、ザ・ロンドン・クリニックにて腹部の手術を受け、2週間の入院生活を送ったキャサリン皇太子妃(42)。

無事に退院されて現在はご静養中ということで、ご公務復帰はイースター明けと言われております。

そんな中、ザ・ロンドン・クリニックの職員が、キャサリン妃の医療記録に不正アクセスを試みたことが判明し、病院から報告を受けたデータ保護機関のICOが調査を始めた、と2日前のニュースで報道されております。

ちなみに現在分かっているのは、不正アクセスを試みた職員は「少なくとも1人」。

(続報で、3人の職員だそうです)

「職員」は英語の原文では staff となっているので、医師なのか看護師なのか、はたまた受付やら医療事務なのか等、謎でございます。

あと「不正アクセス」の意味ですが、恐らくキャサリン妃の治療に関わりのない医療従事者やスタッフが、キャサリン妃の医療記録にアクセスをしたのだと思われます。

また病院側は、いつからこの不正アクセス疑惑について知っていたのか、不正アクセスを試みた職員は未だ雇用中なのか等、質問に答えるのをなぜか拒否しております。

よって、まだこの職員が働いている可能性もあるわけですな。

(勤務を継続中の可能性は低いかも知れませんが、雇用中である可能性はあるかも知れません)

となるとクリニックの信頼性について、今入院中の患者さんや家族なども不安になりますよね…。

ちなみにこういった「不正アクセス」、大きな物から小さな物まで、残念ながら病院では「あるある」なんですよ。

私(医療従事者)の記憶に残っている大々的なものでは、詳細はあえてぼかして不明瞭に書きますが、とある著名人の家庭で殺人事件が起きたんですね。

加害者・犯人は精神疾患のある身内でした。

犯人は逮捕後、拘留所に身柄を渡される前に、精神疾患を治療すべく、かなり長いこと精神科に入院していたんです。

連日報道されるようなセンセーショナルな事件だったのですが、犯人が入院した大きな総合病院で、犯人に関係のない医療従事者たち(入院先の科勤務でもない)大勢が、犯人の医療記録に不正アクセスをして、全員即解雇になりました。

医療記録は現代では電子カルテなので、同じ病院に勤務していて、患者さんの名前や生年月日が分かれば、誰でもアクセスできてしまうのが恐いですよね。

この件では、犯人の名前が少し変わった名前だったので、生年月日が分からなくても、名前だけで一発検索できてしまったのも、不正アクセスが大量発生した原因のひとつかと。

ちなみに電子カルテ・医療記録やデータはアクセスすると、何月何日に誰それが何秒アクセスした、と言うフットプリントが残るのでバレます。

そもそも自分の担当でもない患者さんの医療記録を閲覧する必要もないですし、自分の好奇心を満たすためにアクセスすべきものではないですよね。

ただ患者さんが有名人だったり家族や身内だったりすると、興味本位やちょっとした出来心で不正アクセスしてしまうような、モラルの低い医療従事者が多くいるのも悲しい現実です。

最後話が反れましたが、キャサリン妃もお気の毒でございます。

続報

金曜の夜の続報では、ザ・ロンドン・クリニックの3人の職員が、不正アクセスで停職処分と発表されました。


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