ペンシルベニア州に住む男が、映画『スクリーム』の衣装で隣人男性をチェーンソーで殺害した事件で、動機・衣装・凶器などがホラー映画の見すぎなのではないか、と言う恐ろしいニュース。
「やるせない話」シリーズより、先週の月曜日に起きた事件をご紹介。
ペンシルベニア州に住むザック・モイヤー(30)。
映画『スクリーム』でお馴染みの「ゴーストマスク」を被り、映画の犯人同様に黒い衣装を着て、隣人のエドワードさん(59)の家に乗り込んだザック。
持っていたナイフと充電式のチェーンソーで、エドワードさんの頭部を何回も襲った殺人容疑で逮捕されました。
自宅に戻った後は、警察が来るまでホラー映画を見ていたと言う犯人ザック。
警察の取り調べで犯行動機について、エドワードさんが去年の夏に、女性と子供たち(どちらも複数形)を殺害したので、自分がエドワードさんを罰した、と言ったような供述をしているそうです。
ちなみに犯行当日、エドワードさんとザックの間で口論があったと言うことであります。
警察は念のため、ザックの供述している、エドワードさんによる女性と子供たちの殺人容疑についても捜査を始めたそうです。
仮にエドワードさんが女性と子供を殺人したとして、なぜに自分は全身『スクリーム』の格好で、しかもチェーンソーで襲いに行ったんだって話ですよね。
普通は警察に行きますよね。
その時点で狂っているとしか言いようがないのですが、ザックの逮捕後の写真を見ましたが、外見や顔で判断したり差別したりするのはいけませんが、マグショットの表情でも「恐らく精神疾患か特性がある方なんだろうな」と言うのが分かるような感じでした。
恐らく、ホラー映画の世界と現実との区別がつかなくなっているのかと。
『スクリーム』の衣装もそうですし、凶器がチェーンソーと言うのは、『13日の金曜日』シリーズのジェイソンを彷彿させます。
(ちなみに『13日の金曜日』のジェイソンは、チェーンソーで殺人を犯したことはないそうで、チェーンソーの殺人鬼は『悪魔のいけにえ』のレザーフェイスだそうですが、ホラー映画が恐くてみれない私にとってはどっちも同じw)
しかも犯人ザックが言う、エドワードさんによる女性と子供殺し疑惑のくだりは「去年の夏」と言うことなので、映画『ラストサマー』の香りがします。
『ラストサマー』の英語の原題は『I Know What You Did Last Summer』、つまりは「おまえが去年の夏にしたことをオレは知っている」、ザックもそんなノリで正義をかざしたつもりだったのかも知れません。
何はともあれ怖すぎます。
殺されるまでしなかったとしても、全身『スクリーム』の衣装の人物が家に来た時点で、私は恐怖におののきチビり、びっくりしやすい体質なので心臓とか止まりそう(涙)
ちなみに本家の映画の『スクリーム7』は製作中らしいっす。
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