『悲しい犬にまつわる海外ニュース』シリーズ
本文と無関係の写真は、態度がグレート(←デカいという意味で…)な元保護猫ハッピーです。
さて3月下旬にペンシルベニアで起きた悲しい事故。
ご近所さんが留守の際に、ご近所さんの3匹の犬のお世話(餌やり)を頼まれたクリスティン・ポッターさん(38)。
息子さんと一緒にワンコたちに餌をあげにご近所さんのお宅へ向かったところ、2匹のグレート・デンが突然クリスティンさんに襲いかかります。
息子さんは一目散に助けを求めに走り、お兄ちゃんだか弟くんに911通報を依頼。
しかし駆けつけた警察も救急隊も、後から来た動物管理局によってグレートデン2匹が麻酔銃で撃たれるまで、クリスティンさんに近寄ることができず(それだけワンコたちの威嚇が激しかった様子)、残念ながらクルスティンさんはお亡くなりになりました。
エサをあげに行った3匹のうち、1匹はクリスティンさんを襲わなかったそうで、警察の発表ではどうやら元々2匹のグレート・デンが喧嘩をしていた時に、クリスティンさんが運悪く餌やりに訪れてしまったようです。
一緒にいた息子さんが襲われなかったのが不幸中の幸いかもしれませんが…。
ちなみにクリスティンさん、以前にもこのお宅のワンコの1匹に噛まれたことがあるそうです。
自分のことを噛んだ過去がある大型犬を飼い主が留守の間にお世話するというのは、中々勇気がいることですよね。
クリスティンさんも快く引き受けたのかも知れませんが、ご近所付き合いなどがあると頼まれても断れないこともありますよね…。
クリスティンさんもお子さんのことでそのご近所さんにお世話になっていたかも知れないですし(勝手な想像ですけど)、犬にご飯をあげるくらいなら快く引き受ける方も多くいらっしゃるかも知れません。
クリスティンさんは以前旦那さんを亡くされており、2020年には当時11歳だった息子さんの1人を事故で亡くすという不運も。
今は新しく婚約者がいてフロリダに引っ越す予定だったそうで、幸せを目前にした悲劇となってしまいました。
本当に痛ましい事故で、切なくなりますね。
ちなみにクリスティンさんを襲った2匹のグレート・デンは安楽死に。
飼い主であるご近所さんも、自分の愛犬が起こした今回の事故に酷く心を痛められ、死んでしまいたいと口にしているようです。
関わった人間も犬もみんな不幸になってしまう事故なので、やはり防ぐためにも犬は繋いでいてほしかったですよね(涙)
ラッセル・クロウの記事でも話したところですが、欧米では留守中に庭や敷地内の犬を繫がない人が多いんですよね。
特にグレート・デンなんて50㎏近く体重があるワンコもいるので、繋がれていない2匹に攻撃されたらもうなすすべもないですよね(涙)
私は以前住んでいた近くの公園で、良く2匹のグレート・デンを連れているオジサマと遭遇したのですが、めちゃくちゃ大きいグレート・デンでお馬さんにしか見えなかったです。
(ワンコが立ち上がったら)身長も体重も、絶対グレート・デンの方が私のようなアジア人より格上だと思います。
温厚な性格と聞きますし、お馬さんの手綱のような太いリードで毎回オジサマが散歩されていたので怖いと思ったことはないのですが、ただあまりに大きいのですれ違う際に毎回「デカッ!」と一瞬はドキッとしていました。
&「ゾウさんみたいな大きなウンチするのかな…お世話も大変だろうな…」と小学生並みの疑問を抱いていたくらいです…(下品な発想)
グレート・デンも個体によって大きさはまちまちかと思いますが、クリスティンさんも息子さんも怖かったでしょうね(涙)
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