『海外の多頭飼育崩壊』シリーズ
写真は元保護猫ハッピー、保護部屋生活時代に他の猫を追いかけて攻撃していたので、一匹飼いが条件のサイコパスです(笑)
さて日本でも空前のペットブームのせいか、多頭飼育崩壊が頻繁に取り上げられている昨今でありますが、今回はオーストラリアからのニュース。
タウンズビル在住のソニア・ゲイプ被告(52)。
111匹ものペットを不衛生な環境で飼育しており、動物虐待の126件の罪で起訴され、去年12月に有罪判決となったのですが、刑が決まったのが先週だったのでニュースに上がっておりました。
111匹のうち犬が80匹、残りは猫と鳥です。
126件の動物虐待の罪ですが、十分な食事を与えなかった、適切な住居(飼育環境)を提供しなかった、怪我や病気の動物に適切な治療を受けさせなかったなど、日本で言うネグレクト系の動物虐待となります。
ソニア被告は罰金刑に処され、日本円にして約1,400万円の支払い命令が下されました。
ちなみに罰金そのものは日本円で約270万円なのですが、動物の救助・保護にかかった費用、約1,150万円を動物虐待防止協会へ支払うように命じられたので、合計で約1,400万円と表記しております。
ちなみに動物虐待防止協会は、1,150万円は今回の多頭飼育崩壊の救助・保護・治療にかかった総額の10%にも満たないと発表しております。
80匹の犬のうち、約20匹近くは安楽死をせざるを得なかったほど衰弱していたそうです。
ちなみにソニア被告は無職でホームレスと主張しており、111匹の動物と住んでいた家(らしきもの)もブリキ小屋…。
罰金、おそらく払えないのでは?
(仕事のある私すら、1,400万円も払えないですもん…)
罰金を払えないとどうなるんですかね、オーストラリアでは。
生活保護などがかなりもらえているはずなので、そこから差し引かれたりしてコツコツ支払っていくのでしょうか…。
日本だったら殺人事件の被害者への賠償金なども加害者側から支払われない、という話をよく目にしますし、なあなあにされそうですね…。
以上、サイコビッチがお届けしました(←オイ)
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