『猫と海外セレブ』シリーズ。
再びパリス・ヒルトン。
パリスは少し前に(今年だったと記憶)、1990年代(パリスが16歳の頃)に入っていた、アメリカ・ユタ州にある寄宿学校「プロヴォ・キャニオン・スクール」の学校職員による、精神的及び性的な虐待を告発。
そして今回10月12日に、ニューヨーク・タイムズに語った性的虐待の内容の一部をパリスがツイートしました。
そのツイートの内容を一部抜粋してご紹介すると…
・夜中に男性職員から起こされ、個室に連れて行かれて子宮頸部の検査をさせられた
・寝不足と服用させられていた薬のせいもあって、自分の身に何が起きているのか理解できなかった
・パッドの敷かれたテーブルに寝かされて、足を広げられて子宮頸部の検査をさせられた
・これは私に限ったことではなく、他のサバイバーたちにも起きていたこと
(注:性的虐待などの被害を受けた方を「被害者」ではなく「サバイバー(生存者)」と呼ぶ傾向が近年主流になってきています)
続けてパリスは
・朝の3時とか4時とかに起こっていたことだった
・他の女の子たちと一緒に、男性職員たちにその部屋に連れて行かれて、健康診断をされていた
・医者なんて1人もいなかった。毎回違う男性職員たちが2人、私たちをテーブルの上に寝かせて指を突っ込んできた
・当時は本当に怖くて、その後何年も自分の記憶から排除してきた。でも今思えば、排除したつもりでも、いつも思い出してしまっていた
・今大人になって振り返ってみると、あれは間違いなく性的虐待だった
ちなみにパリス・ヒルトンは以前にも、この寄宿学校の職員から首を絞められるという体罰を受けたと告白しておりました。
本当にひどい話で吐き気がしますが、でもこういう寄宿学校での虐待、残念ながら珍しい話ではないですよね…
ちなみにこのプロヴォ・キャニオン・スクールというのは俗に言う「問題児」たちにの治療をうたっている寄宿学校で、パリス・ヒルトン以外にもセレブのお子たちも入居していました(親などから入居させられていた?)。
以下、この寄宿学校に入っていたセレブ達の体罰や虐待に対する証言の一部です。
ドリュー・バリモア
「私は独房に入れられて監禁状態だった。しかもものすごい長期間、1年とか1年半以上という期間」
キャット・ヴォン・ディー(タトゥーアーティストでモデル)
「あの寄宿学校にいたのは10代の6ヵ月だったけど、学校とは名ばかりの無規制、非道徳的そして虐待的な慣習のせいで、ひどいPTSDとトラウマだけが残った。
あんな寄宿学校が未だ閉鎖されていないなんて信じられない」
他にもセレブや芸能人ではない元生徒たちからも、虐待の報告がなされております。
虐待に関わった&黙認した職員・関係者すべて、起訴されて欲しいですな。
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