日本でも最近よくニュースで目にする、子供・我が子の虐待・ネグレクトの悲しいニュース。
つい先日も、神戸で6才の男の子がスーツケースから遺体で見つかり、背景に虐待の負の連鎖を示唆する情報もあり、いろんな意味で異様でおぞましい事件がニュースであったばかりですね。
今回こちらでご紹介するのもネグレクト系の虐待事件で、またまた米オハイオ州から。
オハイオで何が起こっているのだ…
先日6月18日に逮捕されたクリステル・カンデラリオ容疑者(31)。
クリステルは生後16ヶ月の幼い我が子、ジェイリンちゃんを1人で自宅でお留守番させ、デトロイトとプルエトリコを旅行。
仕事などはなく(仕事でもダメですが…)バケーションの旅行だったようです…
約10日間家を空けたのち6月16日に帰宅したクリステル容疑者が、ベビーサークルの中で意識不明のジェイリンちゃんを発見。
救急隊が駆けつけましたが、ジェイリンちゃんはその場で死亡が確認されました。
暴行の跡や外傷などはなかったものの、極度の脱水症状が死因と見られております。
そりゃそうですよね。
生後16ヶ月の幼児にたった1人で、留守番という名の放置をしたら、ご飯もお水も飲めないですし、お手洗いやオムツ交換だってできません。
警察の報告によるとベビーサークルの中は、ジェイリンちゃんの排泄物にまみれたオムツや毛布などが散乱していたそうです。
猫や犬などのペットですら、1人ぼっちでの10日間のお留守番は無理です。
人間の赤ちゃんなんてもっと無理だと普通なら分かるのですが…。
もしかしたら母親のクリステル容疑者に、精神疾患や知的障害などがあった可能性もあるかも知れませんので、「なんでそんなことも分からないの!?」と安易に言うことができません…
個人的な意見ですが、ジェイリンちゃんのお名前もスペルが Jailyn なのですが、Jail(刑務所)に yn を付けるような名前、普通はあまりしないと思うのですが…。
でも警察の取り調べも通訳を必要としているようなので、英語が全く喋れない可能性もあります。
(写真を見る限り、クリステル容疑者はラテン系・南米系のように見えます)
英語も不自由なのにアメリカに住んで子育てをしているのでかなり大変でしょうし、周りの手助けを求めることができなかったのでしょうか…。
クリステル容疑者の知人の話によると、ジェイリンちゃんを放置したり留守番させたりは以前からあり、その度に知人たちはクリステル容疑者に「子供から目を離しちゃダメよ」、「子供を1人にしたらダメよ」などと注意をしていたそうですが、直らなかったそうです。
やるせませんなぁ。
ちなみにクリステル容疑者は過失致死ではなく、殺人罪で起訴されております。
暴行などの積極的な虐待の証拠は今の所みつかっていないようですが、10日間も幼子を1人ぼっちで放置して家を空けたら死亡するに決まっている、ということで殺意があるとみなされて殺人罪での起訴になったのでしょうかね。
クリステル容疑者の刑事責任能力の有無が焦点となりそうですな…
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