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実母に19ドルで売られ、性的暴行・殺された3才の少女。パラグアイのやるせない話。

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海外ニュースより「やるせない話」シリーズ。

「今日こそはやるせない気分になって、ため息をたくさんつきたい」という日にお読みください。

(どんな日よ?)

さて本日の舞台はパラグアイ。

個人的にはサッカーのワールドカップくらいでしか存じ上げない国です。

(ロケ・サンタ・クルスの母国という、にわかサッカーファンの知識しかない…)

ちなみに本日のニュースは残酷な表現を含みますので閲覧(閲読)注意です。

金曜日の未明、CCTVに写っていたのは、母親オーレリア・サリナス容疑者(42)の彼氏・ボーイフレンド(氏名・年齢非公開)に抱きかかえられて、廃墟に向かうルース・メイダちゃん(3才)。

この後ルースちゃんは母親の彼氏にレイプされ、殺害され、遺体となり廃墟から発見されました。

死因は窒息死という報道でした。

これだけでもかなり読むのが辛い内容ですが、衝撃はさらに続きます。

実はルースちゃんは実の母親であるオーレリアにより、薬の売人をしている彼氏に19ドルで売られたんです。

母親がクラック・コカインを買うために、自分の3才の娘を売人である彼氏に売り渡す…。

しかもその値段がたったの19ドル。

別に高ければ子供を売っても良いという話ではなく、たった19ドル分のクスリを買うために自分の3才の娘を男に売るというのがあまりにもむごい(涙)

後日、母親は自分が娘を売ったことを警察に自白。

逮捕の際、近所住民たちは母オーレリアをリンチしようとしたそうですよ。

同じく逮捕された彼氏も、ルースちゃんを殺害したことは認めているそうです。

彼氏の氏名や年齢はなぜか非公開だったのですが、逮捕時の写真が出ておりまして、普通のどこにでもいそうな、ちょっとぼんやりした感じの成年(20代後半くらいに見えましたが、ひょっとしたら30代、40代とかなのかもしれません)に見えました。

母親のオーレリアにはルースちゃんの他に7人の子供がおり、そのうちの1人である12才の娘も、過去に30才の男と性交させた性的暴行被害の過去があるそうです。

どうしてそんな母親が、3才のルースちゃんと一緒に暮らせていたのか(親権があったという意味で)謎です。

母親や彼氏を擁護する気は1ミリもありませんが、南米の貧困層だと、本人たちも同じように虐待されたた過去があったり、精神疾患があったり、薬物の影響下もあったりしたのかも知れません。

なので世界から見れば裕福な国、日本生まれの自分がどうこう言えることではありませんが、それにしても悲しくてやるせない事件です(涙)

話が少しそれますし私もって言い方は変ですが、今から100年くらい前のまだ学生だった頃に、南米(国名は差別になるといけないので控えます)出身の留学生の同級生がいたんです。

彼女は見た目が白人で、お父さんとお兄さんが医者のとても裕福なとこのお嬢さんでした。

ある日の会話で、その子が「私は目の前に人が倒れていても助けない。目の前を素通りして行く」と言ったのでギャグかと思ったんです。

そうしたらその子が真顔で「うちの国ではそれが当たり前。普通にその辺に人(ホームレスだったり薬物依存症の方々)が倒れまくってるから、いちいち助けていたらキリがない」言うてました。

「そんなんで医療従事者になるの?なんで?」と聞いたら、「お給料が良いし安定した職業だから」言うてて、本気でドン引きして距離を置くようになり、その後その子が医療従事者になったのかも分かりません。

当時私は生理痛がひどくてたまにぶっ倒れたりしていたのですが、「こやつの前だけでは倒れまい…。財布とか盗まれそう」くらい思ってましたわ(笑)

南米の方が全員そういう倫理観と言うわけでは全然なくて、もちろんその子の性格だと思います!

でも目の前に人が倒れていても普通に素通りするのが当たり前の環境で育つと、今回の事件もそうですが、倫理観やモラルとか、人の命の重さとか、平和に育った私たちとは違うものがあるんだろうな…と思いますよね…。

ポチっとありがとうございます


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