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危険過ぎるオゼンピックの副作用3つ。死者100名、腸閉塞450%増、膵炎900%増

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効果絶大のダイエット薬・肥満治療薬として大人気のオゼンピック。その3大副作用について、医師が警鐘を鳴らしているのでご紹介。

さて、数年前に海外セレブやインフルエンサーの間で「痩せる薬」として広まり、今やハリウッドセレブから一般人まで、幅広い人々が乱用しているオゼンピック、ないしはオゼンピックと似た薬(ウゴービ含む)。

過去に何度かご紹介していますが、元々は2型糖尿病治療薬。

正式名はセマグルチド(オゼンピックは商標名です)で、皮下注射タイプの処方箋薬です。

そもそも2型糖尿病患者さん以外は使うべきではない薬ですし、副作用ももちろんあります。

アメリカでは、オゼンピックやゼップパウンドが死因に関係する、と判断された死者数が100人に到達。

ダイエット薬として広まり、わずか数年で100名と言う死者数は、多い方なのではないかと心配になります。

ということで今回はニューヨーク在住で、ポッドキャスト、テレビ番組、本の出版などでもおなじみ(栄養学やダイエット関連の出版も多い)、内科医のDr. マーク・ハイマン氏の最新の警鐘を3つご紹介です。

1.イレウス・腸閉塞のリスクが450%アップ

2023年9月以降、オゼンピックの注意書きに「イレウス」が加わりました。

イレウスは腸閉塞の一種ですが、簡単に言うとイレウスは腸管の麻痺で、腸閉塞は腸管のブロック(閉塞)です。

(ちなみに私は消化器科専門ではありません。大学時代の実習では運悪く(←興味ない科だったんで)2回も消化器科にまわされて、「ウンチ移植」とやらを学びましたが…。その前は泌尿器科だったので、シモ系ばかり続いて、実習が大嫌いに)

「ウ〇コ移植」が気になって今後の内容、一切入ってこないと思いますが、話をオゼンピックに戻します…

オゼンピックを使用すると、食べ物が胃腸の中に長く留まり(よって満腹感が続く)、イレウスや腸閉塞を引き起こす場合があるんですな。

イレウスや腸閉塞を起こすと血行障害が起き、穿孔(せんこう。teacherではありません。穴です)を起こし、胃酸や消化液が体内を巡り、死に至ることも(レアですが)。

そんなイレウスのリスクがオゼンピックの使用によって、450%も上がるそうです。

2.膵炎のリスクが900%アップ

続きまして、Dr. ハイマンはブリティッシュコロンビア大学の最新の研究を参照し、オゼンピックの使用で、膵炎のリスクが9倍も上がると言う研究結果について触れました。

私は17歳の時に急性膵炎をやっていますが、めちゃくちゃ痛いです。

誰かに左脇から手を突っ込まれて、内臓をギューッっと握りつぶされている、引きちぎられているような痛みです。

これまでの人生で、4番目くらいに痛い思い出です。

(4番目って中途半端。でも人生でもっと痛いことある。涙)

3.一度使用するとやめられない

え?シャブの話?って違います、オゼンピックの話です。

Dr. ハイマンいわく、オゼンピック系の薬は使用をやめるとまた元に戻る、つまりは体重が元に戻る=太る、と。

(薬の作用を考えれば、当然そうなりますわな)

使用中はかなり痩せるわけですが、使用をやめると太るので、一度手を出すとずっと使い続けていくことになる、と警鐘を鳴らしております。

欧米人は日本やアジア人と比べても大柄な方が多く、セレブを例にとっても、オゼンピック使用者 or 使用疑惑のある方たちは、結構ふっくらされている状態から、激ヤセしている方が多いですよね。

長年体重やダイエットに苦しんだ方たちが、短期間で数十キロ単位でバンバン痩せたら、そりゃ誰だって元に戻りたくないですよね。

ずっと「細くてキレイなままの私」、「イケているオレ」でいたいと思うはずです。

そして精神的な依存症を招きますよね。

オゼンピック系の薬は高いので(この記事だったかで値段を紹介したはず…)、お金持ちやセレブであれば、一生オゼンピックを使い続けられるかも知れませんが、一般人には厳しいかも知れません。

ちなみに今、アメリカで問題になっているのは、小さいお子さんにもオゼンピック等を使う親たちがいるという現実。

早い子では5歳から、オゼンピックを親によって打たれているというカオス。

いかにもアメリカっぽいと言えばそれまでですが、これは虐待にあたらんのかい?と疑問ですな。

でも太っていることでいじめられている我が子が、痩せて可愛くなりたいと毎日泣いていて、何をしても痩せられなかったら、親としては何とかしてやりたい、薬で簡単に痩せれるのなら…と思ってしまう気持ちは分からないでもないですな。

小学生や中学生がソーシャルメディアで、可愛いを競っている時代ですもんね…

でもアメリカって学ばないですよね。

銃もですし、薬で言えばオゼンピックは現在のフェンタニル・エピデミックの一昔前、オキシコンチン(オピオイド)の蔓延となんとなく似ていると感じるんですよね、何から何まで全く違うドラッグなのに。

オキシーも元々処方箋薬で、若者や、今でいうパリピ向けのキャンペーン等の華々しいマーケティングなども行い、本来の鎮痛剤としての用途を超えて、乱用・蔓延・多くの死者数に繋がりました。

オゼンピックもセレブやインフルエンサーがSNSなどで華々しく取り上げていて、薬の系統・用途・依存の仕方が全く違うものの、マーケティング戦略、長期的な使用後の副作用などを考えずに「スゴイのがある」と広まっていく感じ等々、どことなくオキシーと似ているなぁと。

オゼンピックの弊害もこの先どうなることやら…

恐ろしや…


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