スポンサーリンク

カーダシアン家、獄中のメネンデス兄弟訪問で炎上。Netflix「モンスターズ」ネタバレ

Celebrity News

キム・カーダシアンご一行が、両親殺害の終身刑で服役中のメネンデス兄弟を獄中訪問し、非難が殺到していると言う話題と、メネンデス兄弟も批判しているネットフリックス『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』のネタバレ。

さて先週明らかになった芸能ニュース。

サンディエゴ近郊の『ジェイ・ドノバン・コレクショナル・ファシリティ』(カリフォルニア州立刑務所)を訪れたキム・カーダシアン(43)。

妹のクロエ・カーダシアンと母のクリス・ジェンナーもご一緒です。

あとおそらくカメラクルーも(笑)

それから俳優のクーパー・コック(28)もカーダシアン家と同行しております。

(クーパー・コックは下に出てくるNetflixの『モンスターズ』で、エリック・メネンデスを演じております)

キム・カーダシアンは2017年頃から刑事司法制度の改革を働きかける活動に力を入れ、弁護士を目指しているわけですが、今回の刑務所訪問も司法制度の改革について、40名ほどの受刑者たちとグループ対面したそうです。

そのグループの中に、1998年にビバリーヒルズの豪邸で両親を殺害した罪で有罪となり、終身刑で服役中のライル・メネンデス(56)とエリック・メネンデス(53)、通称「メネンデス兄弟」もいたそうな。

まあメネンデス兄弟に会うと言う話題性が、カーダシアン家の獄中訪問の1番の理由だと思われますし(笑)、案の定SNSなどでは、自分の好感度を上げるために獄中訪問やら、受刑者を利用しているキム・カーダシアンたちに非難が殺到しておりました。

メネンデス兄弟については、昔のブログでも記事にしたことがあるのですが、簡単に説明すると…

・1989年8月ビバリーヒルズの豪邸で、キューバ移民の父ホゼ・メネンデスと母キティ・メネンデスをショットガンで殺害したライルとエリックの「メネンデス兄弟」

(ホゼ・メネンデスはアメリカ移住後に成功をおさめ、かなりの財を成し、メネンデス兄弟も何不自由なく(むしろ贅沢に)育てられた)

・父ホゼは後頭部を含む全身に6発の銃弾を浴び、キティは10発の銃弾を浴びた

・兄ライル・メネンデスは母キティを複数回撃った後、ショットガンに弾薬を補充し、キティの顔面を撃つという残忍な殺害だった

(両親殺害は強盗の仕業と見せかけた)

・両親殺害後、多額の遺産が入ると見込んだメネンデス兄弟は、両親のお金で大豪遊した

・大豪遊の内容はロレックスやポルシェを購入したり、カフェとレストランを買収したり、豪勢な旅行に出かけたりと、派手な豪遊だった

・短期間でメネンデス兄弟が豪遊に使った総額は、当時の金額で70万ドルと言われている

(現在の為替で日本円で約1億円)

・1990年3月に兄ライルが逮捕され、その3日後に弟エリックが自首

・裁判では、メネンデス兄弟は両親からの虐待に長年苦しんできたと主張

・1996年、メネンデス兄弟は両親に対する殺人の刑で、仮釈放の可能性なしの終身刑を言い渡され、現在も服役中

ちなみにネットフリックスで9月19日からオンエアされている『Monsters』(邦題だと『モンスターズ: メネンデス兄弟の物語』らしい)。

『glee/グリー』や『アメリカン・ホラー・ストーリー』でお馴染みの、脚本家兼プロデューサーのライアン・マーフィーが手掛けた、ドラマ仕立ての全9話のミニシリーズ。

我が家も『モンスターズ』を視聴したのですが、ライアン・マーフィーの作品は「あ、ライアン・マーフィーだ」とすぐ分かるような色使いって言うんですか?独特の雰囲気があるかと思いますが、『モンスターズ』はそこまでライアン・マーフィー色が強くないと言いますか。

とはいえエンターテインメント性が強い仕上がりで、やはりライアン・マーフィーだな…と思わせると言いますか。

(どっちだよ)

ここから『モンスターズ』のネタバレをやや含みます。

ちなみに全9エピソードの『モンスターズ』は中盤から後半にかけて、父ホゼから幼少期のライルが受けていたおぞましい性的虐待、幼少時代の兄ライルから弟エリックへの性的虐待、ライルが父の虐待を拒否したことで、今度は父からエリックへの性的虐待に移行した経緯などに焦点が当たられて描かれているんですね。

そしてタイトルの『モンスターズ』と言うのは、メネンデス兄弟のことではなく、父親や母親や、その他周りの大人たちのことだったのか(驚)…とすら思わせるわけです。

よって途中から洗脳されたような状態で、メネンデス兄弟に対し、ものすごい同情心が生まれてしまうんですよね、視聴者としては(我が家だけかも知れませんがw)

ところが最後2話だったか(ラストの1話だったかも)で、その幼少期から始まった父親ホゼからの性的虐待と言うのは、兄ライルがでっち上げたウソだったのか!?と思ってしまうような描き方なんです。

全て兄ライルが減刑のために作り上げ、エリックとともに「両親からの虐待の被害者」を演じるためのシナリオだったのか?

だとしたらライルはどんだけサイコパスなんだ?と頭が混乱。

おかげで全9話見終わった後も、父親からの性的虐待は本当にあったのか、両親がモンスターだったのか、それともメネンデス兄弟がサイコパス&嘘つきのモンスターだったのか、何が本当なのか結論が出ずにモヤモヤとした感情に包まれたままでございます。

恐らく真相・事実はメネンデス兄弟と両親にしか分からないのだと思いますが、見た後にスッキリしないものってイヤですな…。

膀胱炎になった時の残尿感のようにスッキリしないんですよ。

(↑例えがひどい)

ちなみにこのネトフリの『モンスターズ』がオンエアされた後、獄中の弟エリック・メネンデスのライアン・マーフィーに対する痛烈な批判を、兄ライル・メネンデスがFacebookにて長文で投稿しておりました。

ネトフリの『モンスターズ』は事実を歪曲し、自分たちメネンデス兄弟が被害を受けた性的虐待が嘘であったかのような『モンスターズ』の仕上がりに、怒り心頭のメネンデス兄弟でした。

個人的には、刑務所に服役中でもFacebookとかにアクセスできるのか…と、そちらに驚きましたけれども。

ネトフリの『モンスターズ』はそこまでおススメ!と言う感じはしませんけれども、「見終わった後にモヤモヤしたい」、「混乱して頭がパンクしそうになりたい」と言う方にはおススメです(笑)

あとは、メネンデス兄弟を演じた若手俳優の2人、ニコラス・アレクサンダー・チャベス(兄のライル役)とクーパー・コック(弟エリック役)の演技がお上手と言いますか。

お2人とも泣き方がお上手なんですよね。

目薬とか使ったのかな?と思ったりもしましたが(笑)、ニコラス・アレクサンダー・チャベスはサイコパスにしか見えませんし、クーパー・コックは苦悩の演技が心を打つものがありましたわ。


コメント