イギリスのキャサリン皇太子妃が、がんのケモセラピーを終えたことを、約3分間のビデオメッセージで伝えたと言う王室関連ニュースと、メッセージの内容全文和訳。
今年2024年3月に、がん闘病を公表したイギリス王室のキャサリン皇太子妃(42)、以下キャサリン妃。
先日9月9日に、ケンジントン・パレスの公式サイト/ソーシャルメディアに投稿した約3分間のビデオメッセージ(動画)の中で、ケモセラピー(化学療法)を終えたことを報告されました。
動画はキャサリン妃のナレーションで、ウイリアム皇太子やお子たちも登場した、家族愛がテーマになっているような動画です。
キャサリン妃はもちろん、映像そのものも美しくて、ちょいと映画と言うかショートフィルムっぽい感じで、なんとなく作られたもの感が強かったのですが、それは私個人の勝手な感想と言うことで(笑)、お元気そうでお美しいキャサリン妃で何よりでした。
と言うことで、約3分間の動画のキャサリン妃のビデオメッセージを全文和訳しました。
なるべく原文に近い状態で、意味をくみ取っての意訳です↓
「夏も終わりに近づき、やっとケモセラピーを終えたという安堵感は表現し難いものがあります。
この9ヵ月間は私たち家族にとって非常に過酷なものでした」
「人生とは、みなさんもご存知のように一瞬にして変わりえるものであり、私たち家族も嵐の中や、未知なる道を進んでいく方法を模索しなければなりませんでした」
「がんとの闘病は誰にとっても、そして特に身近な人にとって、とても複雑で、恐ろしく、予測がつかないものです。
そして謙虚さとともに、それまで考えたこともないような方法で、自身の弱さと向き合わさせられ、そしてそれにより新しい視点がうまれます。
今回何よりもウイリアムと私は、当たり前だと思っていた、人生におけるシンプルかつそれでいて大切なものを顧み、感謝することを思い出させられました」
「愛し愛されること。
キャンサーフリー(がんのない状態)を保つことが私にとっての焦点です」
「ケモセラピーは終了しましたが、私の癒しと完全回復への道のりはまだ長く、日々コツコツとできることを行っていく必要があります。
とはいえ仕事に復帰し、この先の数ヶ月間に控えている公務に、参加できる時に参加することを楽しみにしております」
「様々な試練が起きましたが、私は人生における新たな希望と感謝の気持ちと共に、回復に向けての新たな段階へ突入しました。
ウイリアムと私は、みなさんからの様々なご支援と、そのご支援のおかげで大きな力を引き出せたことに、とても感謝しております」
「みなさんのご親切や共感、そしてお気遣いにとても謙虚な気持ちになります。
そして今がんと闘っている方達へ、私はあなたたちと一緒です。
手に手を取り、助け合っていきましょう。
暗闇の中にも光は射すことができます。
その光を輝かせましょう」
チャンチャン♪(←おしまいの合図)
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