ジュリア・ロバーツの妹ナンシーさんが自死してから今年で10周忌。
ナンシーさんの自殺はジュリア・ロバーツ（56）のせいだと責め続ける、ナンシーさんの婚約者の最新インタビューがニュースになっていたので、ご紹介する本日。
切なくて、いろいろとやり切れない気持ちになる「やるせない話」シリーズ。
遡ること2014年。
ジュリア・ロバーツの異父姉妹（お母さんが同じでお父さんが違う）の妹で、人気海外ドラマ『glee』（グリー）のプロダクション・アシスタントとして働いてたナンシーさんが、37歳の若さで錠剤（何の薬だったのかは不明）のオーバードースを図り、バスタブで溺れて亡くなりました。
13ページに渡る遺書が残っており、警察は自殺と断定。
遺書は3部構成で、ナンシーさんの婚約者で同棲していたジョンさん宛てたもの、みんなへ宛てたもの、そして姉のジュリア・ロバーツと、ジュリアとナンシーさんの母であるベティさんの2人へ宛てたもの。
ちなみにジュリア・ロバーツは、自分と母に宛てられた部分の遺書は公開していませんし、妹の自殺についても沈黙を守り、公の場で触れたことはありません。
公開されている部分の遺書（恐らく婚約者のジョンさんか、皆宛ての部分）にて、セレブの姉ジュリア・ロバーツさんと、もう1人の姉リサさんの20年以上に渡る「虐待」のせいで、自分は地獄のような人生になり、体重増加とうつ病になったことを赤裸々に綴ったナンシーさん。
お母さんのベティさんに対しても、ナンシーさんは良い感情を持っていなかったことが読み取れる遺書でした。
ナンシーさんの婚約者のジョンさんも、ジュリア・ロバーツがナンシーさんのうつ病と自殺の原因と、10周忌となる今も語っております。
ジュリア・ロバーツを責める気も擁護するつもりもないのですが、家族間のことは部外者には分からないので、コメントしづらいですね…。
異父姉妹、仲が悪かったのは事実なのだと思いますが（大人になってからのジュリアとナンシーさんのツーショットなどもたくさん世に出ておりますが）、ジュリア・ロバーツが実際にナンシーさんをイジメたり虐待してきたのかと聞かれたら分からないですよね。
ジュリア・ロバーツ側にそんなつもりはなかったとしても、ナンシーさんがジュリア・ロバーツの言動で許せなかったことがあったのかも知れませんし、長年に渡り姉のせいで自分の人生は滅茶苦茶だと思ってしまうようなことが沢山あったのかも知れないと思うと、ナンシーさんも気の毒ですよね。
とは言えうつ病発症や、まして自殺がジュリア・ロバーツや誰かのせいだったのかと問われたら、それこそ答えがないですよね。
双方に対して同情してしまい、なんともやり切れないモヤモヤした気分になるニュースであります。
家族間の人間関係って、他人や家族同士でも分からないほど、いろいろありますよね…
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