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コロナ長期後遺症「ロングCOVID」の母(39)、夫と子供4人を残し安楽死を視野に

コロナと医療従事者

新型コロナウイルス感染症シリーズ by 医療従事者。

お久しぶりのシリーズですが、元保護猫ハッピーの暮らす国でも、再びコロナ感染症患者の数が急増しております。

ほんといつになったら終焉するんでしょうかね、コロナ野郎。

さて long COVID(ロング・コビッド(コ―ヴィッド))と言う言葉を聞いたことがありますでしょうか。

COVIDと言うのは英語で新型コロナウイルス感染症のことでして、longが付くのでお察しの通り、長期化したコロナ感染症・長期後遺症のことであります。

イギリスのグロスターシャーに暮らすケリーさん(39)。

2021年の12月に新型コロナウイルスに感染。

その後、ロングCOVID(長期後遺症)と診断され、のちに慢性疲労症候群とも呼ばれる、筋痛性脳脊髄炎とも診断されます。

そしてコロナ感染からこの約2年間、文字通り寝たきり状態というケリーさん。

結婚8年になる夫スチュワートさん(35)が、激痛で身動きが取れずにベッドで寝たきりのケリーさんに、床ずれができないように寝返りを打たせ、月に1回ケリーさんの髪を洗うという介護生活。

ケリーさんとスチュワートさん夫妻には4人のお子さん(1番上が22歳で、1番下が6歳)がいらっしゃるそうですが、お子さんの日常的なお世話すらできない状態のケリーさん。

スチュワートさんいわく、ケリーさんが外出したのは2022年4月にコロナワクチンを打ちに行ったのが最後で、同年2022年の6月からは部屋すら、自力で出ることができていないと言います。

スチュワートさんは「証明するのが難しい」と断った上で、妻ケリーさんの症状が悪化した原因の1つに、2022年に打ったコロナワクチンのせいもあるのではないか、と言及しております。

さらに、夫妻で良く話し合い、ケリーさんはスイスでの安楽死という決断をしたと言うことであります。

今年2023年の初めに、コロナの長期後遺症に苦しむ患者さんたちが集うオンライン・フォーラムに参加したというケリーさん。

そこで知り合いやり取りを続けてきた、フロリダ出身の筋痛性脳脊髄炎と診断された女性が、スイスで安楽死を遂げたそうなんですね。

ケリーさんもその女性と同じように、この長く続く苦痛や終わりの見えない闘いを自らの意思で終わらせたいということであります。

切ないですな…

海外のSNSなどでは、ケリーさんに対したくさんの励ましやアドバイスが届いておりました。

「死を選択する前に、お願いだから筋痛性脳脊髄炎の専門家に診てもらって欲しい」

「良いお医者さんや専門家に当たれば回復だってできる。私も筋痛性脳脊髄炎だったから分かる。諦めないで!」

「私も14年間、筋痛性脳脊髄炎と闘ってきました。最初の2年間はケリーさんと同じように寝たきりでした。でも症状が徐々に回復していきました。諦めないで下さい」

「できることは全部やってみて欲しい。安楽死を選択するのはそれかでも遅くない」

などなど。

以前、21歳で自死した女性の記事でも書きましたが、体調不良は本当に精神を病むんですよね。

そして精神的に余裕がない時に、前向きな事を考えたり、選択肢を模索するのはすごく難しいですよね。

なので安楽死を反対する気もさらさらないですが、下の子たちがまだ9歳と6歳と小さいので、ケリーさんご本人も心残りがあるでしょうし、なんとか諦めずに回復して欲しい!と願います。


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