スポンサーリンク

濃厚接触者の隔離は不要&コロナ抗原検査キット不足で医療現場もピンチ?

コロナと医療従事者

『コロナと猫と医療従事者』シリーズ。

(猫ブログなので、コロナネタに元保護猫ハッピーの写真をムリクリぶっこんでいるシリーズ)

日本では濃厚接触者の隔離期間が5日間に短縮に、とニュースで拝見しましたが、

ハッピーの住む国では、濃厚接触者の隔離は大分前に廃止されています。

つまり同居している配偶者や子供などがコロナ陽性でも、本人が抗原検査で陰性であれば仕事にも行けますし、スーパーやレストラン、娯楽施設やなんやらも普通に行けます。

飼い主は医療職なのでN95マスクの着用が必須となりますが、医療現場でなく普通のお仕事であれば、

抗原検査で陰性の濃厚接触者でも、N95のマスクはおろか普通のマスクの着用なしで仕事に行けます。

正直どっち(濃厚接触者の隔離の有無)が良いのか分からないですけどね…

なんせ抗原検査がまずあてになりませんし、感染もどんどん拡大していっていますし…

ということで本日の本題です。

新型コロナウイルスの抗原検査(英語では頭文字をとってRAT)が、ちっともあてにならない話を過去2回だかしたと思います。

耳タコ案件ですね。

ですが未だに州政府(連邦もかも)はPCR検査でなくても、RAT(抗原検査)でOKとしています。

よって私の勤務する州立の病院でも、コロナの症状があっても抗原検査で陰性が出れば、コロナに感染していないとみなすので、まあ感染が広がる広がる(笑)

って笑っている場合じゃない。

そんなある日、私が1週間ずっと一緒に働いていたメンバーのうちの4人が次々とコロナに感染。

出勤してから「4人陽性が出たの」とボスに言われまして、私もオワタなー(遠い目)と。

そして秒で抗原検査をしなければならなかったのですが、もう在庫が職場にありませんでした(爆)

とりあえず上司が急いで他の科から、抗原検査を数箱もらってきたのですが、ハイと渡されたのが唾液タイプの検査キットでした。

以前お話したように、抗原検査には鼻咽頭で検査するタイプと、唾液で検査をするタイプがあり、昔ハッピーと紹介した鼻咽頭タイプの方が正確と言われているんですね。

しかしもう鼻タイプの在庫がないと。

ただでさえ抗原検査(鼻咽頭タイプも)は誤判定が続いて信頼性に欠けていて、ついこないだも病棟が閉鎖になったばっかりなのに、まだ抗原検査を使用していること自体がおかしいのですが、

抗原検査の中でも、精度がさらに低い唾液タイプを医療現場で使うんかい!と唖然としました。

幸い私には症状がなかったので、とりあえず唾液タイプの抗原検査を行い、結果は陰性でしたけれども、まあそれも確かではないですよね、なんせ抗原検査ですから(笑)

もう笑うしかない。

ちなみに抗原検査の唾液タイプのやり方は、「口の中に咳を4回して」(←口を閉じて大きな咳をするのってけっこう難しい)、

小柄なアプリケーターなしのタイプのタンポンのような、脱脂綿みたいな部分を2分間しゃぶり続けます。

けっこうしゃぶりづらいです。

そして付属の検査液部分にぶっ刺して15分間待つ、という検査キットです。

「抗原検査なんかして、なんの意味があるんだか」とか、「無意味なのに大量のプラスチックが使われて破棄されていくんだなー」とか思いながら15分間過ごしました。

そしてその日の夜のニュースで番組で、専門家が「抗原検査は意味がないのでPCRを受けましょう!」言うてました。

みそ汁吹いたわw

まあ専門家が発言したところで、すぐに何かが変わるとかもなく。

正式な報告書を政府に提出して、抗原検査を禁止にする方向にもっていかないと、何も変わらないでしょうし、

PCR検査は人材・人件費もかかるので、もう医療従事者不足で医療崩壊が進んでいるので、PCRだけにするというのは無理なんだと思います。

抗原検査キットの開発・生産・大量受注のために予算もたくさん使ったでしょうし…

政治やら大人の事情やらが絡むと利益優先になったり、おろそかにされるのは国民の安全や命ですよね。

宗教法人がらみの事件しかり、アメリカの銃規制しかり。

コメント