『猫とコロナと医療従事者』シリーズ
新型コロナウイルスの最新情報を元保護猫ハッピーの写真で、医療従事者の飼い主がお届けするシリーズ。
さて、日本でも2023年の5月8日から、新型コロナを5種感染症に引き下げることが決定したそうで、マスクの着用も「屋外・屋内を問わず個人の判断に委ねる」ことになったそうですね。
ハッピーの居住国でも強制マスク着用はとうの昔に廃止され、基本個人の自由です。
ただし!病院などはマスク着用が義務で、飼い主の職場でも患者さんが立ち入らないオフィス内はサージカル・マスク(不織布マスク)、患者さんの出入りがある場所ではN95の着用が義務です。
そんな矢先、コクラン・レビューが「マスクはコロナにほとんど意味がない」という研究結果を発表しました(驚)
コクラン(Cochrane)というのは、医学論文のシステマティック・レビューを行っている国際的な団体で、コクランの提供するレビューは信頼性が高い科学的根拠に基づいたものなんですね。
私も大学生の頃、論文に引用する文献・ジャーナル等で、コクラン・レビューには大変お世話になりました。
多分、医療従事者はみんなそうだと思いますし、それだけ信頼されているのがコクラン・レビューです。
そんなコクランが、世界各国で行われた新型コロナウイルスに関する78の研究報告(被験者100万人以上)を調査し、以下の結果を発表しました。
・サージカルマスク(不織布マスク)は、マスク着用なしに比べ、コロナまたはインフルエンザのような感染症の感染リスクを5%下げる
・サージカルマスクは感染の予防にほとんど効果がない
・N95マスクはサージカルマスクに比べ、30%ほど予防率が上がる
コクランに「マスクはほとんど効果がない」と言われてしまうと、本当にそうなんだと思います。
私くしは日本人ですし、小さい頃からひどいアレルギー持ちで、常に鼻水が出ている&喉がいつも痛いタイプで、花粉症対策で昔からマスクを着用していたので、マスクに対する抵抗がないどころか、変な精神的な安心感まであるんですよね。
マスクをしていると喉とか鼻が守られている気がするー、みたいな(笑)
実際、鼻炎もマスクをしている時の方がまだマシな気がしないでもないですが、それも気のせいだったのでしょうか…ガーン。
「マスクは(コロナ対策には)ほとんど意味がない」と言われ、コロナ関係なく、長年のマスク愛用者として地味にショックです(笑)
今日から仕事以外でのマスク、どうするか悩みますな。
気持ち的にはマスクをしていたい派です(若干暖かい&冷たい風が鼻とか喉から入るのを防げる)。
でもマスクをしていたら、周りの人から「あのアジア人、アホだなー。マスクはコロナに効果がないって、あのコクランが発表したのを知らないのか」と思われてしまう(笑)
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