英ロイヤルファミリーシリーズ
5月6日にイギリスのウエストミンスター寺院で行われたチャールズ国王の戴冠式。
どこのニュースにも取り上げられているので詳細は省き、こちらでは渦中の人、ヘンリー王子に焦点を当てた記事に…。
2020年に王室を脱退したヘンリー王子ですが、以前の記事でもお伝えしましたが、締め切り期限を過ぎて戴冠式への出席を発表。
現地イギリスには、戴冠式前日の金曜日にアメリカン航空で入国。
父チャールズ国王から退去通告を受けたフロッグモアコテージ(メーガン妃と暮らした思い出の場所)で一夜を過ごし、翌日は朝9時半に護衛のついたお迎えのBMWにて、ウエストミンスター寺院に向かいました。
ちなみにプリンス・ハリーは王室離脱後も、軍の名誉職にとどまることを希望していたものの却下されたため、公の場で軍服を着用することは禁じられていて、エリザベス女王の国葬も軍服ではなくモーニングを着用して参列した過去があります。
今回の戴冠式も軍服の着用は認められず、モーニング姿でした。
左胸にはメダルをジャラジャラと付け、首からはエリザベス女王から授与されたKCVO(ロイヤル・ビクトリア上級勲爵士)をぶら下げておりました。
そして戴冠式でのハリーの席は3列目。
ユージェニー王女の夫で、誰にでもフレンドリーとして知られるジャック・ブルックスバンクの隣の席で少し安心したかも?(笑)
でもヘンリー王子も針の筵の気分だったのではないでしょうか?
軍服も着れない、国王の息子なのに3列目の席なんて、プライドがズタズタだったと思いませんか。
小さい頃から(生まれた時から)ロイヤルファミリーとして、数々の式典や国を挙げての公式行事に参加してきて、メーガンと出会うまでは王室メンバーの中でも、やんちゃ王子キャラとして大人気だったヘンリー王子。
それじゃ今やアンチの方が多く、自分の蒔いた種とは言え、肩身の狭い思いで父親である国王の戴冠式に参加。
元々ナルシストでプライドが高いタイプですし、どんな思惑があって戴冠式に出席したのかは本人と嫁のみぞ知る…と言った感じですけれども、
素直にお父さん・国王をお祝いしたいという気持ちだったのかも知れませんし(以前はウイリアム王子よりもヘンリー王子の方が父親とは仲が良いと言われていました)、王室で育っているので戴冠式や王室の公的イベントが、どれほど大切なことか分かっているというのもあるでしょう…。
もしかしたら深いことは考えず、ただ単に出たがりなだけだったのかも知れませんし、さらに出たがりな嫁に出席するように言われただけの可能性も無きにしもあらずですが(笑)
英国民の多くはヘンリーの出席に反対という報道もありましたが、個人的にはお父さんが君主に即位する重要な儀式ですし、出席して良かったんじゃないかなと思いますけれども。
出席しても欠席してもどちらにせよ、あーだこーだ言われてしまうので、そこは気の毒になりますよね。
って英国民でもない、外野どころか場外の私には計り知れない英国民の思いですが…。
戴冠式後の昼食会にも出席しなかったヘンリー王子。
(もともと欠席の意を表明していたようですが、もしかしたら直前になってヘンリー王子の意思が変わり出席されるかもしれないと、王室サイドは念のため準備していたようです)
足早にヒースロー空港へ向かい、今度はブリティッシュ航空で嫁の待つLAに帰って行きました。
この日は奇しくも息子アーチーチーアーチーの4才の誕生会だったので、LAXに18:30に到着の便にて、ヘンリー王子も頑張って妻子の元へ戻りたかったのかも知れません。
そんなこんなで今回、イギリスでの滞在時間がわずか約29時間だったと言うヘンリー王子。
海外のソーシャルメディアでは、度々環境問題について触れるヘンリー王子とメーガンに対しての批難も殺到しておりました(CO2の排出が多い飛行機を多用していることに対しての批判)。
自分の生まれ故郷なのに、そして実父であり国王の戴冠式なのに、逃げるようにアメリカに戻っていったヘンリー王子。
身から出た錆と言われればそれまでですが(王室批判をしまくったハリー&メーガンなので)、それでも今回のヘンリー王子は少し気の毒になってしまいました。
戴冠式のヘンリー王子の表情を見ていると、色々本人も思うところがあるのではないかな…なんて下世話なことを考えてみたり。
メーガンだけが悪いわけでは決してないですが、結婚相手が他の人であれば、ここまで王室や家族との関係がこじれることはなかったでしょうし、今と全く違った立場にあったであろうヘンリー王子でございました。
あれ?ヘンリー王子に対する同情記事みたいになってもうた。
別にそこまで好きでも嫌いでもないのに(笑)
ちょっと悔しいぞ…w
ポチっとありがとうございます
コメント
こんにちは。
ブログのお引越し、お疲れ様でした。追いかけて来ました(ストーカーです)
ハピ主さんはお優しいですね。私なんかどのツラ下げて来るんだよ、せめて邪魔すんなよ!ハゲ!と毒づいたのに。
出席の理由としては、戴冠式=新国王への忠誠を誓う場、への公爵の欠席は反逆の意志ありとして爵位剥奪出来るからというのが大きいそうです。0.1割くらいは純粋なお祝いの気持ちもあったのかなぁ、と貴方を見習って思うことにします。
>>かーるさん
コメントとストーキングありがとうございます。
優しくもないですしドSですし、ハリーは自業自得とも思いますが、本人もめっちゃ行きたくない、胃が痛い、消えたい…くらい思っていたのかなと思うと、顔を出しただけでもちょっぴり義理は果たしたのかなと(笑)