ネットフリックスのトム・ブレイディのロースト番組に、サプライズゲストとして登場したベン・アフレックが、フェイスリフトのせいで全くの別人に顔が変わっており、誰だか分からない状態だったと言う話と、ネトフリ番組のネタバレ。
本日の話題の主役はベン・アフレック(51)なので、写真もTVモニター越しのベンアフレックですが、その前に事の背景を説明…
ややイーロン・マスクに見えなくもないですが、正真正銘のベン・アフレックです…
さて先週オンエアされた、ネットフリックスの『The Roast of Tom Brady』
(邦題だと「トム・ブレイディをイジる!」なんですかね?日本のNetflixのサイトに飛べないので正式名がチェックできません…)。
元NFL(アメリカン・フットボール)のスーパースター、トム・ブレイディ(46)。
日本だと、スーパーモデルのジゼル・ブンチェン(43)の元夫、と言う肩書の方が有名かも知れません…。
そんなトム・ブレイディをローストした番組が、Netflixの『The Roast of Tom Brady』です。
Roast(ロースト)言うても、熱々のオーブンにトム・ブレイディを入れて丸焼きにすると言った殺人的なことではなく(←犯罪だわ)、あぶり焼きにする→集団でコテンパにイジる、ディスる、コケにすると言った意味でのローストです。
コメディアンで俳優のケヴィン・ハートが司会を務めた、約3時間に及ぶネトフリの番組で、ロースト自体はぶっつけ本番の生演出でした。
トム・ブレイディ本人を前に、彼の偉大さを親交のある芸能人やセレブ、元チームメイト、監督などが、愛を持ってボッコボコにディスる番組。
人種差別ネタ、下ネタ、同性愛差別ネタ、美容整形ネタ、ハマスネタ、政治ネタと、もう何から何まで放送禁止用語&コンプラ的にアウト的なネタばかり!
日本人のみなさんの中には、このような番組は悪ふざけが過ぎたように感じる方も多いでしょうし、下品過ぎる&不快過ぎて受け付けない方も多いかと思うので、別におススメはしません。
ドラマ『不適切にもほどがある』なんて比べ物にならないくらい、時代錯誤な差別ネタが多く、他人をコケにしたり、他者いじりで笑いを取るのが好きなアメリカ人が好むのも分かります。
(日本人はどちらかと言うと、自虐ネタ、自分を卑下て笑いを取る感じですよね)
そんな番組のサプライズゲストとして、トリではなく最後から2番目のゲストで登場したのがベン・アフレック。
(大トリ・しめはトム・ブレイディですが、ゲストの中でのトリはペイトン・マニングで、ベン・アフレックはペイトンの前です)
「ベン・アフレック」と紹介されて登場したので、さすがに本人だと分かりましたが(笑)、言われなかったら「誰?」な状態なほど、お顔が別人…。
前回ベン・アフレックのアンチエイジング・美容整形疑惑を紹介した際は、髭を剃ったせいですかね?なんて呑気なことを言っておりましたが、髭云々ではないことが確定しました…。
今回のネトフリ番組出演時のベン・アフレックもツルツルのお顔で、なんだかオーラまで消えてしまい、味がなくなった普通のサラリーマンと言うか、50代のちょっと小綺麗な普通のオジサン風になってしまっていて、とても残念でした。
個人的にはなんとなくイーロン・マスクに似ているな、と思います。
極めつけはベン・アフレックのロースト、あまり面白くなかったんですよね。
本人が書いたのか構成作家さんが書いたのか分かりませんし、ベン本人も本調子ではなかったのか緊張していたのか、元々トーク力のあるタイプではなかったのか(←ベンは賢さで有名なので、トークも面白いと勝手に期待値をあげていた自分)、他に面白い人たちを見すぎたせいか、イマイチのローストでした。
ここから番組のネタバレをやや含みます…。
個人的に、トム・ブレイディに対するロースト(イジり)が上手で面白かったのが、ニッキー・グレイザーとサム・ジェイの女性コメディアンの2人。
(サム・ジェイは男性っぽく見えますが、レズビアンの女性です)
そしてこれまた毒舌コメディアンで、ポッドキャストでも人気のトニー・ヒンチクリフ。
この3名は本業なので、面白くて当たり前ですよね。
逆におもろくなかったら仕事を失うパターンですな。
トム・ブレイディの元チームメイトのロブ・グロンコウスキーとジュリアン・エデルマンも中々のトーク力でした。
ほぼ下ネタとホモネタでしたが、スポーツ選手でお笑いが本業ではないのに、会場を爆笑させていました。
なんとキム・カーダシアンもローストに参加したのですが、99%の確率で構成作家さんが台本を作ったんだと思われます。
なのでネタ自体は際どいし面白いのですが、キム・カーダシアンがモニター越しに、ただ台本を読んでいるだけなのがバレバレでしたし、話し方に面白味がないので、せっかくのネタが台無しな感じでした。
でもキム・カーダシアンはコメディアンではないですし、トーク上手として売っているわけでもないので、責めるのは可哀相ですし、頑張っていた方だと思います。
(誰目線の感想や。偉そうにすみません…)
トム・ブレイディをイジる番組なのですが、ローストした人たちも、他の出演者からジャブを入れられたり、時には激しくイジられるわけです。
キム・カーダシアンも他の出演者たちから数回、際どいネタでイジられたのですが、キム本人が爆笑していたのならまだ救われたのですが、爆笑せずに静かに微笑んでやり過ごしている姿に、可哀相になってしまったんですよね。
私くし、全然キム・カーダシアンのファンでもなければ、どちらかと言うと苦手なのですが、毒舌でイジられて、居心地が悪そうにしながらも、静かに微笑んで頷いているキム・カーダシアンを、初めて可哀相だと思い、ちょっぴり同情してしまったんですよ。
キムに対して、こんな気持ちになれる自分にビックリしましたわ(笑)
もちろん出演者たちはこうなることを承知の上で、高額のギャラをもらって出演しているのかも知れません。
そのギャラの額を知ったら、キム・カーダシアンに同情した自分を愚かだと思うかと思いますが(笑)
でも見方によっては、集団イジメのように取れなくもない番組なので、賛否両論ありそうですよね。
(と言いながら、ニッキー・グレイザーとサム・ジェイで爆笑していた自分よ…)
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