世界の犬ニュースシリーズ。
イギリスのサウス・ヨークシャーで先週に起きた事故。
6才の少年ヴィック君が、自宅で飼っていたスタッフィー(アメリカン・スタッフォードシャー・テリア)のディーゼル(←名前)に襲われ、頭皮を剥がされる大怪我を負いました。
ヴィック君はお家の階段を降りていたところを急にディーゼルに襲われ、頭に噛みつかれてしまったんですね。
ヴィック君は果敢にディーゼルから逃げようとしたものの噛み続けられ、なんとか助けに入ったお父さんがディーゼルの顎をこじ開け、ヴィック君の頭を守るために、自分の腕をディーゼルの口の中に入れての救出作業だったそうです。
お父さんもヘタしたら、腕を失くしていましたな…。
なんとかディーゼルから引き離されたヴィック君ですが、床は血だらけで、ディーゼルに噛み剥がされたヴィック君の頭皮が散らばっていたそうですよ。
ホラー(涙)
お母さんに「僕、死ぬの?」と聞いたヴィック君。
しかし双子の兄弟と18才のお姉ちゃんがいるヴィック君は、残る2人の兄弟・姉のことも心配していたそうです。
さぞかし痛くて怖い思いをしただろうに、ヴィック君の優しさが泣ける(涙)
病院に運ばれたヴィック君、頭部と顔を中心に襲われており、50針を縫う大怪我。
噛み疲れて剥がれ落ちた頭皮は、何とか手術で縫い付け直されたそうです。
背中にもかなりの大きな裂傷があったというヴィック君。
5日間の入院を要する大怪我でしたが、命を落とさなかったのが不幸中の幸いです。
それにしてもどれだけ怖かったことか…。
ちなみにこのスタッフィーのディーゼル、実はヴィック君の家族が2週間前に、フェイスブックで200ポンド(日本円で約3万4千円)で購入したものだったそうです。
スタッフィーはうちの国でもすごく人気で、飼っている同僚も何人かおりますが、3万4千円はかなり安くてビックリ。
って、そういう話ではなく…
そもそもFacebookって生体販売、禁止ではなかったでしたっけ?
個人的にはペットショップはおろかブリーダーすら反対でして、シェルターで毎日何頭ものワンコやニャンコが殺処分されているのに、なぜ意図的に動物を繁殖させて販売しているのか、納得がいかないタイプです。
それにSNSで売られているなら尚更、それまでの経緯なども分からないですよね。
子供に噛みつく癖や狂暴な性格やら、問題行動がある等で飼えなくなった犬を激安でネットで売りに出している輩もいるかも知れませんし…
ちゃんとしたシェルターやレスキュー団体なら、問題行動のある犬や猫を訓練したり、人に慣らしたりしてから譲渡する方針の所も多々あります。
とは言えどんなに人に慣れてようが、普段は温厚な性格だろうが、動物なので急にスイッチが入ったりする場合も多々あるので、小さいお子さんがいるご家庭などは気をつけ続けねばなりませんけれども…
話が反れました…
ヴィック君は順調に回復に向かっているようで本当に良かったですが、スタッフィーのディーゼルは殺処分されております。
人間もワンコも不幸になる話で、やるせませんな…
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