ハリウッドセレブシリーズより悲しいお知らせ…
『ハリー・ポッター』の3作目からの出演、魔法学校のダンブルドア校長先生役でお馴染みの俳優、マイケル・ガンボン氏が肺炎のため、入院先の病院でお亡くなりになりました。
享年82歳。
アイルランド出身のマイケル・ガンボン、俳優としてのキャリアは60年以上。
演技力はもちろんのこと、威厳のある佇まいというか、存在感がすごい名優さんでしたよね。
私生活は結婚奔放というか、現代だとちょっとモラル的に厳しい状況。
と言うのも、1962年に結婚した、結婚生活61年目になる奥様アンさんとの間に、一人息子のファーガスさんがいるマイケル・ガンボン。
本妻の他に、2005年からはデザイナーのフィリッパ・ハートさんと交際し、フィリッパとの間にも2人の息子さんがおります。
長年連れ添う本妻と、25歳年下の愛人女性との間に2つの家庭を持っていたマイケル・ガンボンでございました。
奥さんが承知していたのなら、外野がとやかく言うことではありませんよね。
家にお金をちゃんと入れてくれて、子供の養育費も払ってくれて、自由で優雅な生活をさせてくれるのなら、「亭主元気で留守がいい by タンスにゴン」状態の女性も多くいるかと思います。
そんな不倫のことはさておき、マイケル・ガンボンを忍び、共演者たちからの追悼コメント・メッセージが続々と寄せられているので、その一部をご紹介。
まずはハリポタと言えばこの人、ダニエル・ラドクリフ。
言うてもダニエル・ラドクリフはSNSを利用していないので、VARIETYに寄せた長文の追悼文を拝借。
ちなみに私の和訳は、日本語の意味に近くなるように&伝わるようにを心掛けているので、限りなく直訳に近い形 but 直訳ではありません。
(直訳にすると、「This is a pen これはペンです。These are apples これらは複数のリンゴたちです」みたいな変な日本語に…笑)
はいさっさと、ダニエル・ラドクリフの追悼メッセ↓
「マイケル・ガンボンが亡くなったことにより、世界に面白みが欠けた。
マイケル・ガンボンは僕が共演した中でも、もっとも才能に溢れた、巧みな演技力を持つ俳優のひとりであった。
しかしその絶大な才能よりなによりも、僕の記憶に残っているのは、彼が俳優と言う仕事をとても楽しんでいたと言うことである。
彼はくだらないことが大好きで、時に不適切で、非常に愉快な人だった。
彼は俳優という仕事を楽しんでいたが、俳優という職業に囚われていない人でもあった。
彼は話上手で冗談も上手い。
メディアや報道陣やジャーナリストを相手にした時の、彼の事実と嘘の境界線を曖昧にする巧みな話術は、非常にエンターテインメント性が高いものであった。
ハリー・ポッター・シリーズ6作品で共演させていただき、マイケルと共にグリーンスクリーン(合成シーン撮影時の緑の背景)で過ごした時間は、もっとも楽しく記憶に残るものであった。
彼が亡くなったと聞き非常に悲しい。
しかし彼と共演することができた僕は、世界でも最もラッキーな人のうちの1人であろう」
お次はハーマイオニー役、エマ・ワトソン。
木曜日の午後にインスタグラムのストーリーズに、『ハリー・ポッターとアズガバンの囚人』のダンブルドアの画像をシェアしたエマ・ワトソン。
「優しくて優しくて優しいマイケル・ガンボン。
あなたは物事を決してシリアスに捉えすぎることがなく、それでいて最もシリアスなシーンを作り上げることのできる才能に溢れた人でした。
偉大であることを気軽に実践するというお手本を見せてくれて、ありがとう。
淋しくなります。xx」
えっとこれは…
広末涼子さんが書いた文章ですか?(笑)
同じ言葉「優しい」を3回も繰り返したり、最後の〆が「xx」。
つまりキス2回で「キスキス」。
大先輩の名優さん宛ての追悼メッセージがこれですからね、33歳のエマ・ワトソン(爆)
可愛いっちゃ可愛いのですが、広末涼子のラブレターだか交換日記だかを彷彿させます。
「きもちくしてくれて」の一文があるかないかの違い(笑)
続きましてロン役、ルパート・グリント。
「マイケルの悲報を聞き、とても悲しいです。
彼は毎日の撮影現場に、温かさと茶目っ気を与えてくれた存在です。
彼は子供だった僕を虜にし、人生に楽しいことやエキセントリックなことを見つけることにおいてのロールモデル、お手本となってくれた人物です。
マイケルのご家族のみなさんに、お悔やみを申し上げます」
ルシウス・マルフォイ役を演じたジェイソン・アイザック。
「壮大なマイケル・ガンボンが亡くなった。『歌う大捜査線』で僕はマイケルから、演技の可能性を学んだ。
複雑で時に気づきやすく、そして徹底的に人間臭いと言うことだ。
ハリー・ポッターで共演できた思い出の中で1番の興奮すべきことは、マイケルが僕の名前を知っていてくれて、彼の恐れを知らない際どいジョークで僕を笑わせてくれたことだ」
まだまだあったのですが長くなりましたので、この辺で…
ご冥福をお祈りいたします。
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