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ブレンダン・フレイザー(ハムナプトラ)、ハリウッドから干された背景にセクハラ告白

Celebrity News

『猫と海外セレブ・ゴシップ&ニュース』シリーズ。

海外芸能ネタに、元保護猫ハッピー(偽セレブ)の写真を添えてお伝えする回。

今回は映画『ハムナプトラ』シリーズのリック・オコーネル役でお馴染みのブレンダン・フレイザー(53)。

(セレブの画像が使えないので、顔が分からない人は Google 検索お願いしまーすw)

90年代後半から2000年代前半は、イケメン・ナイスバディ俳優として人気だったブレンダン・フレイザー。

その後は出演作も減り、激太り・劣化などばかりが取り沙汰されておりました。

んが、今年9月のヴェネツィア国際映画祭で、巨漢でゲイの教師を演じた主演映画『The Whale』がプレミア上映され、観客から6分に及ぶスタンディング・オベーションを受けたことが話題になりました。

その後、イギリスでのロンドン映画祭のプレミア上映後も、スタンディング・オベーションを受けたブレンダン・フレイザー。

観客に深々と頭を下げ、その後「自分だけの力じゃないよ」ともとれるジェスチャーで、一緒に舞台に上がっていたダーレン・アロノフスキー監督と、脚本家のサミュエル・ハンターを指し、スタンディング・オベーションを分け合う姿を見て、謙虚でよい人なんだろうなというのが伝わってきます。

そんな感極まっているブレンダン・フレイザーを見て、本当に良かったなーと思った背景には、2018年のインタビューで「ハリウッドのブラックリストに載っていたと思う」というブレンダンの告白があります。

さかのぼること2003年のゴールデン・グローブ賞のパーティーにて、主催のハリウッド外国人記者クラブの当時の会長フィリップ・バークからセクハラを受けたと告白したブレンダン。

そのセクハラ被害の内容は…

フィリップの左手で尻をつかまれ、指で会陰部(お玉とお尻のアーナの間の部分)をまさぐられた、という生々しいもの。

ブレンダンはこの時「気分が悪くなり、(自分を無抵抗な)子供のように感じた。喉が詰まり、今にも泣きだしそうになった。自分の中で何かが奪われたような気がした」と話しております。

他人にしてみれば「別にレイプされたわけでもないし」と思う人もいるかも知れませんが、赤の他人にちょっと触られたり、しかもそれが下半身だったりすると、吐き気がするほど嫌悪感を感じたり、侵害されたと感じますよね。

実際に痴漢被害にあったりセクハラを受けたことがある方なら、ブレンダンが感じた嫌悪感を理解できると思います。

しかもそれが権力のある人物から受けたものだった場合、恐怖やその後の対応に戸惑うこともありますよね。

ブレンダン・フレイザーはフィリップから謝罪の文書を受け取ったものの、ハリウッド外国人記者クラブやゴールデングローブ賞授賞式を出禁になったと話していました。

フィリップ・バークは2014年に、このセクハラのことを「冗談のつもりだった」と言い訳し(誰も笑えないつまらん冗談。怒)、ブレンダン・フレイザーのキャリアが下降したこととは無関係である(つまりブラックリストなんかには載せてない)と主張。

ちなみにフィリップ・バークはもう会長ではないものの、未だハリウッド外国人記者クラブのメンバーです。

ブレンダンはこのセクハラ被害だけでなく、ハムナプトラシリーズの激しいスタントと過酷な撮影環境により体調を崩したり、椎骨や膝、声帯の手術を余儀なくされたり、結婚生活の破綻、鬱病の発症などさまざまな苦労がありました。

ハリウッドからも干され、仕事のオファーも減り、人生のどん底を味わったことでしょう。

現在は役作り以前から体重が増え、一世を風靡したハムナプトラ時代のイケメンとは程遠くなってしまいましたが、それでも演技派俳優として再び表舞台に立ち、オスカー候補と言われるほどの演技力で称賛を受け、ほんとうに良かったですよね。

別にファンでもなんでもないのですが、これからも頑張って頂きたいと応援したくなりますな。

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