『コロナと医療従事者と猫』シリーズ
今回もお手伝いしてくれるのは元保護猫のハッピー。
(猫ブログなので、猫をムリヤリぶっ込んでいるだけですが…)
なんとなく気が向いたので(←そんな理由で?)、私の職場の同僚(医療従事者)たちの、新型コロナウイルス感染の事例をまとめてみました。
おさらいをしますと、強制ワクチンの国・州に暮らしているので、私たち医療従事者は現在までに3回のコロナワクチンを接種済みです。
まずは3回目のワクチン接種の前、つまり2回目のワクチンの後で、デルタ株にかかった同僚A(50代・女性)。
咳と頭痛と発熱と下痢がひどく、入院こそはしなかったものの、完全回復までに4週間を要しました。
基礎疾患ナシです。
Aにはその後の後遺症はありません。
他にワクチンが強制になる前と、1回の接種の後にアルファやデルタにかかった同僚が、6人くらいいるのですが、
20代で若いというのが関連しているのかどうか分かりませんが、みんな軽症で後遺症を患っている人はいないです。
さてここからは全員オミクロン株です。
同じチーム内で、親しいもしくは親しめな、いつも一緒に働いているメンバーの中で、オミクロンにかかったのは計18人(親しくないスタッフも入れたら、全然もっといます)。
20代~60代までの男女です。
と言いますか同じチーム内で、コロナウイルスに感染していないのは、私と他に3人しかいないのが医療現場の現状です。
今年になってから本当にオミクロン感染者が多いです。
話を戻しまして…
オミクロンの症状がひどかったのは30代前半のB・女性。
3週間職場復帰できず、インフルエンザの酷いバージョンのような症状と倦怠感。
後遺症なし。
C(40代前半・女性)は家族みんなでかかったのですが、軽い風邪っぽい症状で済みました。
ちなみにCはオミクロンにかかる前に、コロナでない肺の感染症にかかり、それがひどくて2週間仕事を休んでいたんですね。
復帰したと思ったら、18歳の息子さんからコロナをもらってしまったものの、「コロナ前にかかった肺の感染症の方が全然ひどくて、コロナは全然大丈夫だった」と。
後遺症なし。
D(最年長の60代・女性)は旦那さんがお店を経営しているので、旦那さんからコロナをもらい夫婦で感染。
インフルエンザのちょっとひどいバージョンのような症状+下痢で、倦怠感とブレインフォグがひどかったと。
ブレインフォグというのは、頭がぼんやりとして集中することが難しい状態のことです。
2ヶ月以上経った今でも、まだ少しの倦怠感と味覚障害、あと難聴の後遺症が残っています。
1番体力があってスポーツジムに通いまくりの30代後半・男性のE。
普段めったに風邪をひかない人ですが、オミクロンで6日間寝たきりに。
症状としては、インフルエンザの症状全部で全身の筋肉痛のような痛みがひどく、寝たきりだったとのこと。
6日間はトイレに行くのも大変だったくらい動けなかったそうで、人生で1番寝た時期だと言っておりました。
7日目からやっと少し動けるようになったものの、3週間職場復帰できず。
後遺症はなし。
あとはみんな似たような症状なので省略しますが、最後に30代半ばの女性Fの話を。
ちなみに今気づきましたが、Fもエクササイズ大好きで体を毎日鍛えています。
インフルエンザっぽい症状+ブレインフォグが2週間(5日間はベッドからあまり出られず)、その後残り続ける倦怠感。
ちなみにFのご両親はご高齢(70代)なのですが、反ワクチン派なので1回もワクチンを打っていないんです(Fは医療従事者なので打っています)。
しかもお母さんは免疫不全なので、コロナにかかったら重篤になる可能性が高いので、ワクチンは打った方が良いと世間一般では言われておりますが、
バリバリのアンチワクチンのお母さんなので(70代なのにデモとか参加しちゃうレベルで)ワクチンは打っていなかったんです。
今回、陽性の娘Fからご両親がコロナに感染したのですが、お母さまは軽い風邪のような症状で、5日くらいで完全復活を遂げ、まったく後遺症が残っておらずピンピンしていると…(笑)
6日目からウォーキングに行ったそうで、「(7日間の)隔離中になにをやっているんだ!」と娘Fは怒ったそうです。
確かに(笑)
なんにせよ、ワクチンを打っていなくても重症化する・しないは、人によりけりのようですね。
かといって別に「ワクチンを打たなくても、ご高齢でも大丈夫ですよ」と言っているわけではないです。
というのもFのお父さん(76歳・ワクチン未接種)が、コロナにかかってから入退院を繰り返していて、コロナは治ったものの今現在も入院中です。
起立性低血圧と低酸素血症が続いていて、検査をいろいろしているのですが原因が判明しないそうです。
まとめとしては(あくまで私の職場のチーム内のケースのみの話です)、
・アルファやデルタ株にかかった後の後遺症を(今のところは)あまり聞かない
・ワクチン3回接種済みの後のオミクロン株感染者が圧倒的に多い
・オミクロン感染者は倦怠感やブレインフォグの症状が多い
・ワクチンを打っていてもいなくても、重症化しないケースもあるらしい(Fのお母さんのケース)
・今回の事例に女性が多いのは、職場に女性が多いからという理由です
本当に人によりけりなのでワクチンが強制でないのなら、やはり自己判断やメリット・デメリットを踏まえて、打つ打たないを決断した方が良いですよね。
(私は2回目のファイザーで入退院を繰り返したので、強制ワクチンには反対ですが、アンチや反ワクチン派ではないです)
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