モナコ王室の金銭スキャンダル及び、外国人不法滞在者を王室スタッフとして雇っていた話を王室の元会計士がフランスの新聞『Le Monde』で暴露した先々週のニュース。
『世界の王室・ドロ沼』シリーズ。
さてモナコ王室と言えば、ハリウッド黄金期の女優グレース・ケリーが嫁いだ王室、と言うイメージが未だにありますが、本日の主役のシャルレーヌ公妃(46)もかなりの美人でございます。
(プリンセスの画像は各自、おググり下さい…)
シャルレーヌ公妃は元々王室や王族の出身ではなく、ジンバブエ出身で12歳で家族と南アフリカへ移住。
南アのオリンピック代表の元水泳選手で、金メダルや銀メダルを取得の実力派。
後に結婚するモナコ王室のアルベール大公(65)との出会いも競泳大会という、異色の経歴の持ち主です。
なにより、ずば抜けて美人(特に若い頃はモデルさんのような容姿)。
そんなシャルレーヌ公妃ですが、どうやらお金遣いが荒いらしい…と言うのが本日の本題。
モナコ王室で20年間以上も会計士の長を務めたクロード・パルメロ氏(67)が暴露し、話題となっております。
ちなみにパルメロ氏は2023年、インターネットの不正・汚職防止運動の批判の対象になり、王室の会計士を退職しております。
2014年の12月に、双子のジャック公世子とガブリエラ公女を出産したシャルレーヌ公妃。
(もう以下面倒なので、シャルレーヌ妃でいきます。英語だと公妃も妃もプリンセス表記…)
双子出産直後から、外国人の不法滞在者たちを激安のお給料でナニー(通常住み込みのベビーシッター)として雇い始めたシャルレーヌ妃。
中には偽造パスポートでモナコに入国した外国人もいたそうな。
ナニーのうち1人は、1ヶ月の観光ビザでモナコ入りしたフィリピン人男性で、5年間に及びモナコに不法滞在。
そしてこの男性べビシには、日給100ユーロ(日本円にして約1万6千円)しか支払われていなかったそうですよ。
日本の労働賃金と比較すると、べビシの仕事で日給1万6千円って高くない?と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、べビシ/ナニーは国や都市によってもかなり差がありますが、時給にして低くて20ドル、平均30ドル、お高めで50ドルくらいでしょうか。
モナコの物価や平均賃金が分かりませんし、1日何時間労働のナニーたちだったのかも謎ですが、恐らく住み込みでしょうし、日給1万6千円はお安い印象、特にロイヤルファミリーが雇い主なら。
まあモナコ王室も、安くすませるために不法滞在の外国人労働者たちを雇ったんだと思いますが、もちろん違法行為です。
ちなみに王室スタッフの賃金は安く済ませようとしていたアルベール大公とシャルレーヌ妃ですが、自分たちが豪遊する分にはめちゃくちゃお金を使っていたことも、パルメロ氏が暴露しております。
一部をご紹介すると…
・アルベール大公は双子が生まれたお祝いと、洗礼式のために60万ポンド(約日本円にして1億1,300万円)浪費
・シャルレーヌ妃は第2別荘(別荘もいくつかあるらしい)への宿泊代として、6万6千ポンド(約1,200万円)を(会計士に)打診
・アルベール大公は昔の愛人たちと、その愛人たちとの間にできた隠し子たちに、毎年多額の生活費をフランスの銀行の隠し口座から振り込み
隠し子のうち、ジャスミンとアレキサンドレの2人はそれぞれ、年間34万ポンド(約6,500万円)づつ受取っていたそうな。
これぞ本当のパパ活(笑)
・シャルレーヌ妃は、コルシカ島(コルス島)の別荘の改装工事に82万ポンド(約1億5千万円)浪費
・それとは別にシャルレーヌ妃は、モンテ・カルロの自分のオフィスのために86万ポンド(1億6千万円)浪費
・シャルレーヌ妃は専属シェフを日給250ポンド(4万7千円)で雇う
ちなみに会計士のパルメロ氏は2019年に、シャルレーヌ妃がこの8年間で使ったお金が1,300ポンド(約24億5千万円)にまで膨れ上がったことをアルベール大公に警告したそうですよ。
警告にも懲りず、公費を私欲のために浪費し続けるアルベール大公とシャルレーヌ妃。
・2021年にはシャルレーヌ妃の南アに暮らす弟のため、家代として25万6千ポンド(約4千800万円)譲渡
・しかしシャルレーヌ妃の弟が、もっとお金がかかると要求してきたため、1週間もしないうちその家代は76万8千ポンド(1億4千万円)へと大幅に予算が増額
この他にもいろいろありますが、ポンドを日本円にするのに疲れたので(笑)この辺にしておきます。
(元記事がイギリスのものだったのでポンド表記)
てか凄い浪費ですな。
王室のお金と言うのは、国民が汗水たらして働いて納めた税金なども含まれていますよねえ?
それなのにこんなに豪遊していて、モナコ国民のみなさんはどう思っていらっしゃるのでしょうか。
シャルレーヌ妃も美人だからって、何をしても許されると思ったら大間違いだぞーっと、国民は怒っているのかと思いきや、20才近く年上のお禿げになったアルベール大公との結婚生活が幸せじゃないからだ、と同情の声が多くありびっくり。
確かにアルベール大公には愛人やら隠し子やらが複数いらっしゃったようですが、でも年上のプリンスを結婚相手に選んだのはシャルレーヌ妃本人ですし、結婚生活が不幸なら、慰謝料ガッポリで離婚の選択もあるはずです。
でも1度味わったプリンセスという立場と贅沢な暮らしは、なかなか手放すのが難しいのかも知れませんね?
サセックス公爵夫人の称号を使い続けるメーガンしかり…(笑)
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