チャールズ国王のがん公表の後、急遽イギリスに単身で一時帰国したものの、とんぼ帰りで再びアメリカに帰ってきたヘンリー王子。
そして休む暇もなく、2025年にカナダで開催されるインヴィクタス・ゲームのプロモーションのために嫁メーガンを連れ、3日間カナダに滞在していたヘンリー王子を直撃したインタビューが話題になっているので、全文を和訳してご紹介する本日。
ABCテレビの『Good Morning America』(グッド・モーニング・アメリカ)で、プレゼンターのウィリアム・リーヴからインタビューを受けたヘンリー王子(39)。
(ちなみにウィル・リーヴは、元祖『スーパーマン』の故クリストファー・リーヴの息子です)
巷では、ヘンリー王子がイギリス王室への復帰(一時復帰?)を希望している、というような噂もありますが、この先週のインタビューでは、アメリカ国民になる考えがあることも明かしたヘンリー王子でございます。
意味をくみ取って和訳した対話が以下となります。
ウィル「チャールズ国王の病気はどのように知ったのですか?」
ハリー「父と直接話して聞きました」
ウィル「その後は?」
ハリー「すぐに飛行機に飛び乗り、父に会いにイギリスへ向かいました」
ウィル「チャールズ国王との対面はどうでしたか?」
ハリー「えーっとまあ、私は家族のことを愛しているので。飛行機に乗って父に会いに行き、一緒の時間を過ごせたことに感謝しています」
ウィル「チャールズ国王の健康面の見通しは?」
ハリー「それは父と私の間にとどめておきます」
ウィル「家族の病気などは、疎遠になった家族の再結束のきっかけとなることもありますが、ご自身の場合にも当てはまりますか?」
ハリー「もちろん、そうだと思います。どんな病気も家族の絆を強めると思いますし、これまで幾度となくそのような経験をしてきましたので」
ウィル「ヘンリー王子ご自身は今、カリフォルニアが拠点ですが、ご実家のあるイギリスでは様々な問題に直面しておりますが、どのように対応されてきましたか?」
ハリー「私自身にも家族がいます、みなさんと同じで。私の家族と私の生活は、カリフォルニアにあるのが現実です。ヨーロッパやイギリスに向かう予定もありますので、その際には出来るだけ、王室の家族たちを訪問したいと思っています」
ウィル「ご自身の家族の話題になったところで、ハリーパパはどうですか?」
ハリー「え?なんて?」
ウィル「ハリーパパはどうですか?頑張ってますか?」
ハリー「答えられませんね」
ウィル「トップシークレットですか?本当に?お子さんのために、お昼ご飯とか作っているんじゃないんですか?」
ハリー「トップシークレットですよ。ってのは冗談で、子供たちは元気ですくすくと育っています。他のお子さんと同じように、成長が目まぐるしいですね。子供たちは2人ともユーモアのセンスが素晴らしくて、僕たち夫婦をいつも笑わせてくれますし、子供たちのおかげで地に足がついた生活ができています。父親でいられることをとても感謝しています」
ウィル「アメリカでの暮らしはどうですか?」
ハリー「アメージングです。毎日が楽しいです」
ウィル「アメリカ人らしくなってきたと思いますか?」
ハリー「うーん、アメリカ人らしくなってきたかって?分かりませんね」
ウィル「アメリカの市民権を取得し、アメリカ国民になりたいと思いますか?」
ハリー「そう来ましたか。考えたことはありますね、はい」
ウィル「考えたことがある?実行しない理由は?」
ハリー「さぁ、なんででしょうね。今はインヴィクタス・ゲームの準備が優先なので。アメリカの市民権を取得することは考えの1つではありますが、特に現在の優先事項ということでもないです」
ウィル「インヴィクタス・ゲームの準備以外、どのような忙しい毎日を送っていますか?」
ハリー「すべてが忙しいです。家のことや、家以外のこと。やらなくてはならない使命がたくさんあります。来年の2月、またここ(カナダ)に集まります。ウィスラーのみなさんやカナダ国民のみなさんが、インヴィクタス・ゲームに歓声を送り、応援してくれることを目標としています」
ゲレンデでの短いインタビューですが、和訳しながら文字に起こしたら長文になってしまいました(笑)
ちなみに海外のSNSなどでは、ヘンリー王子のインタビューの受け答えに批難が殺到。
「空気の読めないハリー」と話題になっております。
そうですかね?けっこう気さくに答えてくれている感じがしますけれども。
でも確かにチャールズ国王や王室に関する質問の辺りは、事の深刻さとは裏腹に、ちょっぴり軽い返答かも知れないですね?
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