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続出コロナ誤判定で病棟閉鎖へ。信憑性の低い抗原検査よりPCR検査を by 猫と医療従事者

コロナと医療従事者

コロナと猫と医療従事者シリーズ

コロナ禍の話題に猫ブログなので猫写真をムリヤリぶっ込む、という恒例のシリーズです…。

意外に好評っぽいのでコロナネタがある限り続けていこうかと…

今回もアシスタントは元保護猫ハッピーです。

さて前々回にお話した、新型コロナウイルスの抗原検査で陰性が5回も出たのに、PCR検査を受けたらあっけなく一発で陽性だったという物騒な事件(←大袈裟か)。

このコロナウイルス感染症の誤判定にあった職場の医療従事者、1人だけではなかったのであります。

その後、職場から続けて2人の医療従事者が同じ状況に。

1人は3回(3日連続)の抗原検査で陰性が出るも、PCR検査でコロナ陽性に。

もう1人は最初の同僚と同じく、5回(5日連続)の抗原検査で陰性が出るも、PCRで検査でコロナ陽性。

同じ職場ですが、使った抗原検査キットは別々の製造会社の物です。

「抗原検査ヤバいね、当てにならないね~」と職場で話していた矢先、さらなる事件が…

説明がややこしくなりますが、私の所属する部門のとある科の中に割と小さめな病棟があり、仮にA棟と呼びます。

(コロナ病棟ではありません)

A棟の入院患者さんは全員、入院前の受付の際に抗原検査を受けることになっていて、抗原検査で陰性の患者さんだけが入院できるんです。

んが先週、入院3日目で具合の悪くなった患者さんがいて、PCR検査を受けたところコロナ陽性だったと。

(抗原検査を実施して陰性だったので、入院していた患者さんです)

そして入院患者&医療従事者全員のPCRを実施したところ、患者数名がコロナ陽性でA棟がシャットダウン、7日間の病棟閉鎖となりました。チーン

(以前でしたら14日間でしたが、最近は7日間の閉鎖に短縮されております。隔離期間しかり)

コロナ禍 が始まってから、クラスター感染が起きて病棟閉鎖というのは残念ながらちょくちょく起きていることなので、それ程珍しいわけでもないのですが、

今回のA棟の問題は、入院前の必須検査が抗原検査だったということにあると思います。

コロナ禍が始まって以来、A棟にはビジター(お見舞いの家族や友人など)が入れません。

なので出入りするのはスタッフ(医療従事者)のみ。

今回A棟のスタッフでコロナ陽性が今のところ出ていないので、スタッフがコロナを持ち込んだ可能性はゼロ。

つまりは入院した際に、すでに患者さんがコロナ陽性だったと思われます。

しかし抗原検査で陰性が出たためA棟への入院を許可し、そこで他の患者さんにうつしてしまい、シャットダウンというてんやわんやな惨事を招いてしまったと。

今回の件は組織内には報告されましたが、それが行政にまで報告されるかは謎。

それに個人で抗原検査を受けて誤判定された人たちも、わざわざ行政にまでは報告しないと思うので、

抗原検査の危険性というか、信頼性の低さはけっきょく行政まで届かないでしょう。

ガイドラインが変更されることも暫く、もしくはずっとないかもしれません。

よってこれからも抗原検査が使い続けられ、結果コロナ感染の誤判定が続き、院内感染が起こり続けることになるのではないでしょうか。

確かに州立の大きな総合病院などは患者さんの数も多いので、予算も人材も時間も抑えられる抗原検査の方がPCR検査よりも、いろいろな面で便利です。

でも誤判定を起こすなら意味がありませんな(笑)

って笑っている場合じゃないですよね。

陽性なのに陰性と出る誤判定が続いているのですから、廃止した方がよくないですか、抗原検査…。

ポチっとありがとうございます


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