元保護猫ハッピーは食い意地がとっても張っています。
「カレーは飲み物」と同じで、「カリカリーも飲み物」だと思っているらしく、光の速さでキャットフードを食べます。
『千と千尋の神隠し』で千尋のご両親が豚で、すんごい食べ方してるじゃないですか。
ハッピーもあのノリで食べます、見てるこっちが引くくらい…
そして食べ終わると、もっとくれ!と…
健康のことを考えずに、ハッピーの好きなだけキャットフードをあげることができるのなら、その方が簡単だし、お互いストレスもたまらないので、そうしたいです。
でも肥満や病気になっても困るので、私は考え、ある日ひらめきました。
イヒ!(←旭化成か)
ということでイヒイヒと購入したのが、スクリームのスローフィーダー、スローボールなどと呼ばれる、ペット用の早食い防止食器です。
ぶっちゃけ犬用です。
でも色も可愛いし、200mlしか入らない小ぶりな器なので、猫にもイケるんじゃないかと思った、浅はかな飼い主。
↓ ヘモグロビンの図っぽい…
さっそく届いて試してみると…
ハッピーは顔を入れることができず(器が猫には深すぎる)全然食べれない。
ネコちゃんてお水を飲むときは舌を使ってますが、ご飯を食べるときは口を使っていますよね。
なので顔全体で食器に突っ込んで、口でカリカリを挟むので、口がカリカリに届かないスローフィーダーだと、全然食べれないんです。
なので1粒も食べれないまま、ボールがクルクルと回ったり、ハッピーがボールの周りを周ったりと、自転・公転を繰り返しておりました。
たまに手で掻きだせると1粒食べたりしていたので、確かに「スローフィーダー」っちゃスローフィーダーですけれども。
しまいには、星一徹のちゃぶ台返しのように、イライラしたハッピーが器をひっくり返し、
キャットフードを床にまき散らして食べるという暴挙に出ました。
ハッピーに余計にストレスになるだろうと思い、普通の食器に戻すことに。
犬用だったので失敗だったのでしょうか…
でもあまり、猫用の早食い防止食器というものを見かけないのですが…
悩ましい…
使用済みなので返品することもできず、仕方ないので、飼い主が大好きなチキンラーメンでも入れて使おうかと…
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